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きょうの料理レシピ

雑穀スープ

コクのある冬向きのスープ。雑穀のプリプリした食感が、牛乳入りのスープとよく合います。

雑穀スープ

写真: 松島 均

材料

(4人分)

・押し麦 大さじ2
*米粒麦と合わせてカップ1/3
・米粒麦 大さじ2
*押し麦と合わせてカップ1/3
・たまねぎ (みじん切り) カップ1/4
・ねぎ (みじん切り) カップ1/4
・細ねぎ (みじん切り) カップ1/4
・セロリ (みじん切り) カップ1/4
【チキンスープ】
・固形チキンスープの素 1コ
・湯 カップ2
・牛乳 カップ2
・オリーブ油
・塩
・こしょう

つくり方

1

なべにオリーブ油少々を熱し、たまねぎ、ねぎ、細ねぎ、セロリを入れ、弱火でゆっくり焦がさないようにいためる。

2

1が全体にしんなりしたら、サッと洗った麦2種を入れて混ぜ合わせ、【チキンスープ】を加えて強火にする。煮立ったら、アクをすくい取って弱火にし、さらに15~20分間煮る。

3

麦が柔らかくなったら、牛乳を半量ずつ加え、さらに5分間煮て、塩・こしょう各少々で味を調える。

4

器に盛り、あればイタリアンパセリをのせる。

全体備考

◆雑穀がもつパワー◆
1.押し麦
煮やすいように、蒸して押しつぶした大麦。食物繊維量は白米の約20倍。弾力ある食感はスープの具にするとよく合います。

2.はと麦
白米よりカリウム、マグネシウムが豊富。利尿効果もあります。雑穀の中ではいちばん大粒。歯ごたえを生かしてサラダの具に。

3.きび
白米よりビタミンB群、鉄、マグネシウムが豊富。もち種とうるち種があります。もち種は、モチモチ感を生かし、だんごやおにぎりに。

4.あわ
ビタミン、ミネラル、食物繊維すべてにおいて白米の倍以上を含む雑穀の優等生。甘みを生かしてお菓子の材料にも。もち種とうるち種があります。

5.ひえ
白米よりミネラル全般が豊富。強健で、古来、救荒作物として栽培されました。くせのないあっさりした味は煮込み料理にも適しています。

雑穀を使ったレシピは
五穀パイ
雑穀ライスサラダ

きょうの料理レシピ
2003/11/26 長寿は食から

このレシピをつくった人

山内 けい子

山内 けい子さん

兵庫県在住。大学教員。専門は英語教育、異文化理解教育。イギリス在学中に学んだ料理を中心に、家庭で簡単に作れるアイディア料理を紹介している。

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