きょうの料理レシピ
すいかの皮の浅漬け
すいかの皮を薄切りにして、歯ごたえのよい浅漬けに。果肉の赤いところを少しだけ残すと見た目もきれいで、風味もよし。
写真: 野口 健志
エネルギー
/60 kcal
*全量
調理時間
/5分
*漬ける時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・すいか 1/6~1/4コ
- *皮を使う。果肉は食べやすく切り、保存容器に入れて冷やしておくと、冷蔵庫の場所をとらず、いつでも食べられて便利。
- ・塩
つくり方
1
すいかは赤い果肉を少し残すように皮をむき、濃い緑色の堅い皮を皮むき器でむく。果肉は食べやすく切って冷蔵保存する。
2
1の皮は3~4cm長さに切り、3~5mm厚さに切る。重さを量り(約300g)、2%の塩を用意する。
3
2の皮に塩をふってよく混ぜ、保存容器、またはジッパー付きの保存袋に入れる。冷蔵庫に入れ、塩が回ってしんなりするまで、30~40分間漬ける。軽く水けを絞って器に盛る。
! ポイント
好みでレモン汁や酢などをかけると、さっぱりとした味わいになる。
全体備考
●すいかの皮の利尿作用で体の熱を出してすっきり
中国の伝統医学に基づいた薬膳を学ぶ中医薬膳学では、すいかには体の余分な熱を取り、渇きをいやし、暑さによるイライラを取り除く作用があるといわれています。すいかの皮は果肉以上にその効果がありますので、捨てずに浅漬けにしてストックします。1日15~30gが適量です。スープのほか、ツナやハムとサラダにしてもおいしいです。冷たいものを食べすぎて胃腸が冷えているときや、トイレが近いときは控えめに。
●保存
冷蔵庫で約1週間保存可能。
◆こちらのレシピも参考に◆
すいかの皮とスペアリブのスープ
すいかの皮のピクルス
きょうの料理レシピ
2014/08/11
【管理栄養士10人のいちおし!】毎日食べたい夏の健康レシピ
このレシピをつくった人
植木 もも子さん
自宅でインナーヘルシー&ビュティー薬膳料理教室を主宰。「毎日の食事が健康をつくる」をモットーに、おいしくて体によい料理を紹介している。また、中医学を学び、自然と人の営みの中で季節や年齢を考え、一人一人の体質に合った家庭でつくれる薬膳料理を日々、研究。
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