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きょうの料理レシピ

さばのみそ煮

さばのみそ煮は、まさに懐かしい母の味。八丁みそで、ちょっと上等なお味に仕立てます。さばはできるだけ新しいものを、煮すぎずに、ふんわりと仕上げましょう。

さばのみそ煮

写真: 工藤 雅夫

材料

(2人分)

・さば (三枚におろしたもの/半身) 1枚(230g)
【A】
・うすだし カップ1
*通常のだしを3倍ほどにうすめたもの。
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ3
・みりん 大さじ1
・しょうゆ 大さじ2
・しょうが (皮付きのまま薄切り) 30g
・八丁みそ 大さじ2
・ねぎ 1/2本

つくり方

1

さばは6切れのそぎ切りにする。ねぎは3~4cm長さに切って、縦に包丁で切り目を入れ、芯を除いてせん切りにし、布巾に包んで流水の下でもみ洗いして、きつく絞る(白髪ねぎ)。

! ポイント

さばはそぎ切りにすると早く火が通り、ふんわりと仕上がる。魚のそぎ切りは、刃元を当てて、刃先までスッとまっすぐに包丁をひく。

2

底の広い浅鍋に【A】としょうがを順に入れて火にかけ、煮立ったら、さばを皮側を上にして加え、強火で2~3分間煮る。

! ポイント

皮側を上にするのは煮くずれしないようにするため。ぬるめの火加減で煮るとさばのくせが出るので、最初は強火で煮ます。

3

中火にして、煮汁を回しかけながら、さらに3~4分間煮る。

4

火を止めて、小さな器に煮汁適量をとって八丁みそをゆるめる。再び中火にかけ、ゆるめた八丁みそを加える。

5

時々鍋を揺すりながら、適度なとろみがつくまで煮る。器に盛り、1の白髪ねぎを添える。

きょうの料理レシピ
2013/09/09 教えて!ばぁばの秋ごはん

このレシピをつくった人

鈴木 登紀子

鈴木 登紀子さん

(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。

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