ほっき貝とじゃがいものからし酢みそ
からし酢みそは、みそと卵黄を合わせた「玉みそ」に、からし、酢などを加えてつくります。おいしい酢みそでほっき貝のうまみを味わいましょう。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*玉みそを冷ます時間は除く
材料
(2人分)
- ・ほっき貝 (下処理したもの) 2コ
- ・じゃがいも 1コ(100g)
- 【玉みそ】
- ・白みそ 100g
- ・卵黄 1コ分
- ・酒 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- 【A】
- ・練りがらし 小さじ2
- ・だし 大さじ2弱
- ・米酢 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・酒 大さじ1
- ・塩 少々
つくり方
ほっき貝は縦に数本切り込みを入れて、縦半分に切る。
鍋にほっき貝、酒大さじ1、塩少々を入れて混ぜ、中火にかけて酒いりにする。色が変わり、火が通ったら、ざるに上げて冷ます。
じゃがいもはせん切りにし、サッと熱湯でゆでて水にとる。冷めたら紙タオルで包んで水けを絞る。
鍋に【玉みそ】の材料を合わせ、弱火にかけて練る。もとの白みそくらいの堅さになったら、ボウルにあけて冷ます。
4に【A】を加えてよく混ぜ合わせ、からし酢みそをつくる。
器にほっき貝とじゃがいもを盛り、からし酢みそをかける。
《保存》
残ったからし酢みそは、ガラス製の保存容器に入れて冷蔵庫で3~4日間保存可能。野菜炒めにかけてよし、ゆで野菜にかけてもよし、油を加えればドレッシングとしても使えます。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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