きょうの料理レシピ
ささ身ときゅうりの利久あえ
酢のおいしさと奥深さが改めて感じられる一品です。千利休がごまを好んだとの言い伝えから、ごまを使った料理に利休という名前を使います。
写真: 鈴木 誠一
エネルギー
/80 kcal
*1人分
調理時間
/40分
材料
(4人分)
- ・鶏ささ身 1本
- ・きゅうり 1本
- 【A】
- ・酒 カップ1/4
- ・水 カップ1/2
- ・塩 小さじ1/2
- ・昆布 1枚(2cm四方)
- 【黒ごま酢】
- ・練りごま (黒) 大さじ1+1/2
- ・砂糖 大さじ1弱
- ・酢 小さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ1/2
- ・塩 少々
- ・ささ身の煮汁 少々
- 【土佐酢】*つくりやすい分量。このうち大さじ4使う
- ・酢 カップ3/4
- ・だし カップ3/4
- ・砂糖 大さじ3
- ・薄口しょうゆ 大さじ2
- ・みりん 大さじ1
- ・塩 小さじ1
- ・削り節 (かつお) 5g
- ・レモン汁 少々
- ・みょうが 1/2本
- ・塩
下ごしらえ・準備
【土佐酢】をつくる
1 削り節以外の材料を鍋に入れて、よくかき混ぜてから火にかける。沸騰直前で火を止め、削り節を加えてそのまま冷まし、紙タオルでこす。
つくり方
1
ささ身は筋を取る。
2
きゅうりは塩少々をふって板ずりしてから水で洗い、サッと湯通しし、冷水にとる。冷めたら縦半分に切り、種を取って、等間隔に切り目を2本入れた5mm幅の斜め切りにする。3%の塩水に30分間つけて、よく水けをきる。
! ポイント
湯通しすることで、色が鮮やかになります。切り目2本を入れることで味がしみ込みやすくなります。
3
しいたけの含め煮は、きゅうりと大きさをそろえて薄切りにする。
4
小さな鍋に【A】を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にして1のささ身を入れる。40秒間ほど煮たらささ身を裏返す。さらに40秒間ほど煮たら火から下ろし、ふたをして、そのままおいて冷ます。
! ポイント
火から下ろして、ゆっくり熱を入れることで、しっとりと仕上がり、煮汁もよくしみ込みます。
5
冷めたら取り出して手で一口大に裂く。【黒ごま酢】用に煮汁少々をとりおく。
6
【黒ごま酢】の材料をボウルに入れて、よく混ぜ合わせる。
7
ボウルに2、3、5、【土佐酢】とレモン汁を入れてあえ、器に盛る。
8
6の【黒ごま酢】をかけ、みょうがを天盛りにする。
きょうの料理レシピ
2012/06/21
一品入魂
このレシピをつくった人
上野 直哉さん
大阪、京都の有名店で研さんを積み、神戸の閑静な住宅街に店を構える。地元の生産者や街の人々との親交を深めながら、新しいスタイルの和食を追求している。
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