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きょうの料理レシピ

梅の甘いぽたぽた漬け 1-下漬け

まずは、梅を塩水に漬けて柔らかくするところから始めます。この段階が最もかびが生えやすいので、なるべく涼しい場所に保管し、時々様子を見るようにしてくださいね。

梅の甘いぽたぽた漬け 1-下漬け

写真: 吉田 篤史

材料

(つくりやすい分量)

・完熟梅 2kg
【塩水】
・塩 200g
・水 2リットル

つくり方

1

梅はたっぷりの水で洗う。水けを紙タオルで拭き取り、なり口に付いているヘタを竹串で除く。

2

保存容器に塩と水を入れてよく混ぜ、1の梅を入れる。

3

ふたをして暗くて涼しい場所に4日間おく。

! ポイント

梅雨時期はなかなか難しいので、様子をみながら7日間ほど待ち、それ以上はかびが生えやすくなるので保存袋に移し冷蔵庫で保管する。冷蔵庫には1カ月ほど入れておいて大丈夫。

全体備考

【道具について】
〈保存容器〉
酸や塩に強い、ホウロウのふた付き容器を使用する。梅2kgに対し、5リットル容量程度の大きさがあればよい。陶製やガラス製のものでもよい。

【梅について】
黄色く完熟し、やや赤みがかかったものを準備する。段ボール箱などになるべく重ならないように入れておいておくと、だんだんと黄色くなる。赤みがかるぐらいに熟せばよい。

【傷んだ梅はみそ漬けやしょうゆ漬けに】
傷や斑点があるものは、かびの原因になるので取り除く。梅の傷んだ部分を除いて、表面に竹串で穴を数か所開ける。みそやしょうゆに漬けると、ほんのりと梅風味がつく。1か月後に梅を取り出し、使い始める。冷蔵庫で半年間保存可能。

Q.かびが生えたら?
梅を取り出し、塩水はこしてから煮沸します。梅は焼酎に浸した布で1コずつ拭き、塩水が冷めてから漬け直します。つくり方2で、小分けにして冷蔵庫で保管すると、かびが生えにくくなります。

きょうの料理レシピ
2012/06/12 初夏の手仕事

このレシピをつくった人

飛田 和緒

飛田 和緒さん

素材の味を最大限に引き出す、つくりやすくておいしいレシピが人気。

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