タッカルビ
鶏肉をコチュジャンベースのたれで焼く料理を意味するタッカルビ。今回は、使いやすいもも肉で鶏肉のうまみを実感!
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
*1人分
*つけだれにつける時間は除く。
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 1枚
- ・さつまいも 1/2本
- ・たまねぎ 1/2コ
- ・キャベツ 1/2コ
- ・えごまの葉 5~6枚
- *シソ科で青じそよりもひとまわり大きく、葉は肉厚。香りや味わいは青じそと異なる。
- 【つけだれ】
- ・コチュジャン 大さじ2
- ・酒 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1
- ・しょうが (すりおろす) 1/2かけ分
- ・にんにく (すりおろす) 1/2かけ分
- ・ごま油 大さじ1
つくり方
【つけだれ】の材料を混ぜる。
◆タッカルビはみそベースの【つけだれ】で!◆
韓国料理ならではのみそ、“コチュジャン”ベースのヤンニョムをつけだれに。独特の甘辛い味つけもこれで楽勝!鶏肉をおいしく食べる秘けつもここにあり。
鶏肉は大きめの一口大に切り、1の【たれ】をしっかりもみ込んで10分間ほどおく。
◆あっさり鶏肉は、たれをからめてジューシーに◆
タッカルビは鶏肉のおいしさを味わう料理。大きめに切って存在感を出し、たれにつけてパサつきも防ぐ。
さつまいもはよく洗い、皮ごと5mm厚さの輪切りに、たまねぎは7~8mm幅のくし形に切る。キャベツは食べやすくちぎる。
フライパンにごま油を中火で熱し、さつまいも、たまねぎ、キャベツの順に重ねて入れる。鶏肉を汁けをきってのせ(【つけだれ】はとっておく)、ふたをして5分間ほど蒸し焼きにする。鶏肉に火が通ったらふたを取り、上下を返すようにざっと混ぜる。
◆重ね蒸しでじっくり火を通す!◆
韓国では鉄板で時間をかけてじっくり炒めるタッカルビ。フライパンでつくるコツはこの重ね蒸しにあり。
4でとっておいた【つけだれ】を加えて炒め合わせ、ちぎったえごまの葉を加えて混ぜ、器に盛る。
◆つけだれを仕上げに加える◆
じっくり火を通したいタッカルビの味つけは、焦げやすいコチュジャンの【つけだれ】をとっておき、最後に加えて仕上げる。
【ここをマスター】
・コチュジャンベースのヤンニョムを覚える。
・フライパンにふたをしてじっくり加熱する“重ね蒸し”をマスター。
・鶏肉が主役のタッカルビは、つけだれの2度使いがポイント。
→きのこを加えれば、さらにボリュームも◎ 。
このレシピをつくった人
コウ ケンテツさん
大阪府出身、東京都在住。母親は「きょうの料理」でもおなじみの韓国料理研究家、李映林さん。韓国料理、和食、イタリアンと幅広いジャンルに精通する。雑誌やテレビなど多方面で活躍中。
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