えびピラフ
バターの風味に加えて、えびとブロッコリーの彩りのよさが食欲をそそるピラフ。パラパラの食感に仕上げる秘けつは、お米を洗わずにしっかり炒めることです。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2人分)
- 【バターライス】
- ・米 カップ1
- ・たまねぎ 1/4コ
- ・バター 15g
- ・チキンスープ カップ1
- *顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(洋風)を表示どおりに湯で溶かしたもの。
- ・ローリエ 1/5枚
- ・えび (殻付き/無頭) 4匹
- ・ブロッコリー 70g
- ・ねぎ 30g
- ・バター 15g
- ・塩 2つまみ
- ・こしょう 少々
つくり方
たまねぎはみじん切りにし、バターを溶かした鍋で炒める。最初は強火で、全体に熱が回ったら火を弱め、時々混ぜながら、透き通るまで炒める。
米を洗わずに加え、油が回ってツヤツヤと透き通ってくるまでさらに炒める。
チキンスープとローリエを加えて混ぜ合わせ、炊飯器に移して普通に炊く。
えびは殻をむいて背ワタを取り、4~5等分に切る。ブロッコリーは小房に分けて塩少々を加えた熱湯でゆで、1cm角くらいに切る。ねぎは端から2mm幅に切る(小口切り)。
フライパンにバターを溶かし、えびとねぎを入れて中火で炒める。塩二つまみをふり、えびに火が通ったら、4のブロッコリーを加えて炒め合わせ、こしょう少々をふる。
バターライスが炊き上がったら5の具を加え、炊飯器の中でざっと混ぜ合わせる。
【ピラフQ&A】
Q 米は洗わなくていいの?
A 炒めてからスープを吸わせて炊き込むピラフの場合、洗うと米が水分を吸収し、あとからスープを吸いにくくなる。洗わずに使うことで、米が直接スープを吸っておいしくなる。また、洗ってから炒めると、混ぜているうちに米が割れやすくなることも。
Q どんな食感に仕上げるの?
A 白米のようにふっくら柔らかく炊き上げるのではなく、少し芯が残る程度に仕上げるのが、ピラフのおいしさ。バターライスの米と水分は同量で炊く。ここでは米も料理用の200mlの計量カップを使う。
このレシピをつくった人
七條 清孝さん
東京のレストランオーナーシェフ。フランスの料理店での修行経験を生かし、昼は洋食、夜はビストロ形式でおしゃれなフレンチメニューを提供。特に揚げ物のおいしさには定評がある。
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