肉じゃが
ほっくりと煮えたじゃがいもとバランスのよい味がおいしさのポイント。おいしくつくるには、水や調味料をしっかりと計量して入れることが大切です。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2~3人分)
- ・じゃがいも 3~4コ(600g)
- ・たまねぎ 1/2コ
- ・にんじん 1/2本(80g)
- ・牛切り落とし肉 200g
- 【下味】
- ・砂糖 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・サラダ油 大さじ2
- ・水 カップ1
- ・砂糖 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ3
つくり方
じゃがいもは皮をむき、3~4cm角ぐらいに切る。水に約5分間さらして水けをきり、ペーパータオルでしっかりと水けをふく。たまねぎは6 等分のくし形に切り、にんじんはよく洗って水けをふき、皮つきのまま乱切りにする。
ボウルに牛肉を入れ、【下味】の材料を加え、よくからめる。
鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、じゃがいも、たまねぎ、にんじんの順に加えて約2分間炒める。全体に油が回ったら、2の牛肉を広げてのせ、さらに炒める。肉の色が変わってきたら、分量の水を注ぐ。
煮立ったら、浮いてきたアクを取り、砂糖、しょうゆを加える。鍋を傾けて調味料を行き渡らせる。
再び煮立ったら弱火にし、ペーパータオルを水で湿らせてのせ、さらにふたをして12~15分間煮る。火を止めてそのまま約10分間おいて蒸らし、ペーパータオルを除き、木べらなどで上下を返す。
【調理道具メモ】計量カップ
◆選び方のポイント◆
目盛りや数字がはっきりしたものを選びましょう。線が短かったり、外国の単位が混じっていたりすると間違いのもとです。また、柄や注ぎ口がついていると、調理するときに便利。材質は金属製など丈夫なものがよいでしょう。
◆基本の使い方◆
1.粉類
砂糖や小麦粉などの粉類は、ふんわりと入れて表面を平らにする。スプーンで押したり、底をたたいたりして詰め込むと正確な量にならないので注意。
2.液体
計量カップは必ず平らな場所に置き、水平な状態ではかる。手に持ってはかると表面が斜めになって不正確。特に液体は気をつける。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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