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きょうの料理ビギナーズレシピ

ラタトゥイユ

野菜のうまみがぎっしり詰まった南仏の郷土料理。夏野菜の栄養丸ごとビタミンたっぷりレシピです。

ラタトゥイユ

写真: 榎本 修

材料

(2人分)

・ピーマン 2コ(60g)
・なす 2コ(160g)
・たまねぎ 1/2コ(120g)
・トマト 1コ(150g)
・にんにく 1/2かけ
・サラダ油 大さじ1~1+1/2
【調味料】
・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々
・白ワイン カップ1/3
・ドライハーブ (タイム・バジルなど) 小さじ1/2

つくり方

下ごしらえをする
1

ピーマン、なすは水で洗い、ふきんなどで水けをふく。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り除き、1.5cm四方に切る。なすはヘタを切り落とし、縦にところどころ皮をむいて1cm幅の輪切りにする。たまねぎは横半分に切り、縦4等分にする。トマトは水で洗い、ふきんなどで水けをふいてヘタをくりぬく。横半分に切って種を取り除き、1.5cm角に切る。にんにくは薄皮をむき、縦、横に細かく切り目を入れて端から刻み、みじん切りにする。

炒める
2

フライパンにサラダ油を弱火で熱し、にんにくを入れて炒める。香りがたったら中火にし、たまねぎを加えて炒め合わせる。たまねぎがしんなりとしたら、トマト、なす、ピーマンを順に加えて炒める。

煮る
3

全体に油が回ったら、【調味料】の材料を加える。煮立ったら弱火にし、ふたをして、時々混ぜながら20~25分間煮る。

! ポイント

水を加えず、塩、こしょう、白ワインで蒸し煮に。野菜の持ち味がギュッと凝縮される。

全体備考

●夏野菜は、体の熱を取る。東洋医学では、トマトやきゅうり、なすを食べると、熱を取り去るとされ、熱があるときや、暑気あたりに効果があるといわれています。栄養学的には、どれもカリウムが豊富です。カリウムは汗をかいたときに汗とともに失われるので、夏は積極的にとるのがおすすめです。ただし、冷房などで冷えた体には逆効果の場合もあるので、注意が必要です。

きょうの料理ビギナーズレシピ
2007/07/02 夏の快適食生活

このレシピをつくった人

髙城 順子

髙城 順子さん

幅広いジャンルの料理に精通し、本格的な味を誰にでもつくりやすいレシピで提案。野菜のおいしさを引き出す料理が得意。「きょうの料理ビギナーズ」の監修を2年半務める。

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