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きょうの料理レシピ

鶏手羽とかぶのみぞれスープ煮

とろみでアツアツ、しょうがでポカポカ、体が芯から温まります。すりおろしたかぶが雪景色のような冬ならではの一品ですよ。

鶏手羽とかぶのみぞれスープ煮

写真: 蛭子 真

材料

(2人分)

・鶏手羽中 4本
・かぶ (小) 3コ
・にんじん 40g
・しょうが (薄切り) 10g
・白ワイン 大さじ2
・固形チキンスープのもと (洋風) 1/4~1/3コ
・ローリエ 1枚
・柚子(ゆず)の皮 (そぎ切りにする) 適宜
・塩
・こしょう
・サラダ油
・かたくり粉

つくり方

1

かぶは葉を落とし、2コは六つ割りにして皮をむき、1コは皮ごとすりおろす。

2

にんじんは3cm長さに切り、四つから六つ割りにする。

3

鶏手羽中は関節脇の筋を切り、骨に沿って切り込みを入れて軟骨を切り離す。裏表ともに塩・こしょう各少々をふる。

! ポイント

関節の軟骨を切り離すことで食べやすくなる。骨に沿って切り込みを入れて開くようにし、火が通りやすくする。

4

フライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、3を入れて両面にうっすらと焼き色がつくまで焼く。にんじん、しょうがを加え、白ワインと水カップ1+2/3、チキンスープのもと、ローリエも加えてふたをして5分間煮る。

5

1の六つ割りにしたかぶを加えてふたをし、15分間煮る。にんじん、かぶに竹串がスッと通るくらいになったらすりおろしたかぶを加え、サッと煮る。

! ポイント

すりおろしたかぶを加えることで、スープにボリュームが出て、かぶもたっぷり食べられる。

6

かたくり粉小さじ2を同量の水で溶いて加え、とろみをつける。味をみて、うすければ塩少々で調え、器に盛って柚子の皮を散らす。

! ポイント

かたくり粉でとろみをつけ、冷めにくくするとともに、具材にスープがからんで食べやすくなる。

きょうの料理レシピ
2012/02/15 冬をのりきる おばんざいの知恵

このレシピをつくった人

杉本 節子

杉本 節子さん

生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。

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