きょうの料理レシピ
菜の花と卵豆腐のお椀
菜の花、卵、たけのこと春らしい食材をいっぱい盛り込んだお椀です。菜の花のほろ苦さは季節を感じる味ですよ。
写真: 佐伯 義勝
エネルギー
/90 kcal
調理時間
/30分
材料
(4人分)
- ・卵 3コ
- 【A】
- ・だし 210ml
- ・塩 小さじ1/2
- ・うす口しょうゆ 小さじ1/2
- ・みりん 小さじ1
- ・菜の花 4花
- ・えび 4匹
- *さい巻きえびなど
- ・ゆでたけのこ (小) 1本
- ・だし カップ4+1/2
- ・木の芽 4枚
- ・酒
- ・塩
- ・うす口しょうゆ
- ・みりん
つくり方
1
ボウルに卵を割り入れてよく溶き、【A】のだしと調味料を加えて混ぜ合わせる。
2
えびは頭と背ワタを取り、酒塩(酒大さじ2と塩小さじ1/4を合わせたもの)でいって色が鮮やかになったら、殻をむいて細かく切る。
3
菜の花は塩一つまみを入れた熱湯でゆでて水にとる。たけのこは熱湯にくぐらせ、姫皮を少し取りおいて縦せん切りに、ほかはくし形に切る。
4
小さなボウルに1をこし器に通して流し込み(このとき大さじ4ほどの卵液を残しておく)、3の姫皮を入れて、湯気の立った蒸し器に入れ、切りぶたをして中火で6~7分間蒸す。
5
4の表面が固まったら2のえびを並べ入れ、残しておいた卵液を張って、再び6~7分間蒸す。
6
なべに、だし、塩・うす口しょうゆ各小さじ1を入れて火にかけ、汁をつくる。この汁を玉じゃくし1杯ほど小なべにとり、うす口しょうゆ・みりん各少々を加えて3の菜の花とたけのこを入れて下味をつける。
7
蒸し上がった5を玉じゃくしですくって椀に盛り、菜の花とたけのこを添え、温めた6を張り、木の芽を吸い口にする。
全体備考
★器・近茶文庫
きょうの料理レシピ
2003/04/07
四月の献立
このレシピをつくった人
柳原 一成さん
(1942~2022)江戸料理を伝える懐石料理の宗家。東京赤坂で料理教室を主宰。全国各地の郷土料理や伝統行事食に造詣が深い。
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