きょうの料理レシピ
豆腐の茶碗(わん)蒸し
「空也蒸し」という名前でも知られる豆腐を入れた茶碗蒸しです。のりあんをかけた姿も印象的でごちそう感たっぷりですよ。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/480 kcal
*全量
調理時間
/30分
材料
(つくりやすい分量)
- ・木綿豆腐 1丁(300g)
- ・卵 1コ
- ・だし カップ3/4
- *下ごしらえ・準備参照。
- 【のりあん】
- ・焼きのり (全形) 2枚
- ・だし カップ1+1/4
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・かたくり粉 大さじ1+1/2
- ・塩
- ・ごま油
下ごしらえ・準備
おかずづくりに使いやすい「だし」の材料ととり方
1 鍋に水カップ6、昆布(10cm角)1枚、削り節30gを入れて、弱めの中火で約1分間しっかり煮出し、ざるでこす。約1リットルのだしがとれる。
つくり方
1
ボウルに卵を溶き、だし、塩小さじ1/3を加えて混ぜる。
2
中鉢にごま油大さじ1を入れ、豆腐を置いて軽くくずす。
! ポイント
ごま油を入れることで、茶碗蒸しにコクが出る。そのまま蒸すので、フライパンに入れてふたができる大きさの耐熱の器を使って。
3
2に1を注ぎ入れる。
4
深めのフライパンに、中鉢が1/3つかる程度の湯を沸かす。布巾を敷き、その上に中鉢をそっと置いてふたをし、弱火で20分間ほど蒸す。
! ポイント
湯の表面が静かに波立つくらいの火加減を保つ。煮立ってきたらふたを少しずらして火加減を調整して。布巾を敷くと安定する。
5
【のりあん】をつくる。鍋にだしを注ぎ、のりをちぎり入れて中火で煮立てる。しょうゆを加え、かたくり粉を同量の水で溶いたものを回し入れてとろみをつける。
6
茶碗蒸しに【のりあん】をかけて仕上げる。
きょうの料理レシピ
2011/11/01
土井善晴の秋のお値打ちおかず
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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