マドレーヌ
フランス菓子の代表格のマドレーヌ。表面は香ばしく、中はしっとりとした焼きたてを是非食べてみてください。
写真: 福岡 拓
*1コ分
*生地をねかせる時間は除く。
材料
(幅5cm×長さ8cmのマドレーヌ型約16コ分)
- ・バター (食塩不使用) 100g
- ・卵 2コ
- ・グラニュー糖 80g
- ・黒砂糖 (粉末) 15g
- ・塩 少々
- ・はちみつ 30g
- ・薄力粉 100g
- ・ベーキングパウダー 小さじ1/3
- 【型用】
- ・バター (食塩不使用) 20g
- ・強力粉 適宜
下ごしらえ・準備
1日目
1 バターと卵は室温に戻しておく。
2 薄力粉とベーキングパウダーは一緒にふるっておく。
2日目
3 オーブンは220℃に温めておく。
4 マドレーヌ型にバターをはけでぬる。ひだのひとつひとつをバターでうめるようにていねいに。バターをぬったら、冷蔵庫に5分間ほど入れ、バターが固まったら強力粉をふり、余分な粉ははたく。使うまで冷蔵庫に入れておく。
つくり方
バターをなべに入れ、弱火にかける。完全に溶けたら、そのまま7~8分間、時々なべを揺らしながら、ゆっくりと煮詰める。
香りがたち、表面に浮いた白い泡が茶色になったら、火から下ろしてこし、耐熱性ガラスのボウルに移す。そのまま、室温で冷ます。
焦がしバターは高温になっており、ステンレス製のボウルにこし入れるとボウル全体が高温になり、大変危険です。必ず耐熱性ガラスまたは陶製の器を使用してください。
ボウルに卵を溶きほぐし、グラニュー糖、黒砂糖、塩、はちみつを加える。ハンドミキサー、なければ泡立て器でトロッとするまで泡立てる。
ふるった粉類を、もう一度ふるいにかけながら、加える。初めはサックリと切るようにしてゴムべらで混ぜ、あとは大きく混ぜ合わせる。
粉っぽさが消えたら、人肌程度に冷めた焦がしバターを3~4回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。
焦がしバターは冷めすぎるととろみがつきすぎ、また熱すぎると生地の卵が固まってしまう。
ラップフィルムをかけ、冷蔵庫で一晩休ませる。
休ませることにより、生地が締まり、焼いたときにしっとりとした感触になる。全体に味がなじむという効果もある。
丸形口金をつけた絞り出し袋で型の八分目まで入れる。絞り出し袋がなければ、スプーンを使ってもよい。
220℃に温めたオーブンで2~3分間焼いたら、180℃に下げて10~12分間焼く。オーブンから取り出し、すぐに型からはずしてケーキクーラーにのせて冷ます。
密閉容器に入れ、常温で1週間は保存がきく。
※はちみつを使っているので、1歳未満の乳児には与えないでください。
マドレーヌをアレンジ
マドレーヌのアングレーズソース添え
ココアマドレーヌ
レモンポピーシードマドレーヌ
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