ぐるなび総研による「今年の一皿®︎」が決定しました!
今年で5回目を迎える「今年の一皿®︎」とは、その年に話題になったことに加え、社会の動きと関係が深く、世相を反映し、さらに食文化の記録として後世に受け継ぐ価値があることを基準に選定されます。2014年にスタートして以降、年末の風物詩となりつつある企画です。
飲食店情報サイト「ぐるなび」の検索・行動履歴など、ビックデータから抽出したワードを元に、アンケートやメディア関係者の審査を経て実行委員が承認・決定しています。写真提供:ぐるなび総研
2018年「今年の一皿®︎」大賞:鯖(さば)
多くの災害に見舞われた2018年。缶詰やフリーズドライなど非常食の備蓄への意識が高まりました。なかでも、さば缶は、下処理が不要、EPAやDHAなど必須脂肪酸を含み健康効果が期待されることから、その価値が広く認知されました。
また、おしゃれなデザインのさば缶や、原料にこだわったプレミアムさば缶などの登場で、女性たちの注目も集めました。
2018年「今年の一皿®︎」準大賞:しびれ料理
四川料理などに使われる「花椒(ホワジャオ)」の刺激的な味わいに魅了される人が続出。「マー活(※)」「シビ活」という新しいワードも誕生しました。ぐるなびに登録されている店舗のうち、ホワジャオを使ったメニューを登録している店舗数が倍増した一年でした。
※中国語で「しびれる」は「麻(まー)」と表現する
ノミネートされた4つのワード
2018年「今年の一皿®︎」にノミネートされたワードを、みんなのきょうの料理のレシピと一緒にご紹介します!
ノミネートワード1「高級食パン」
トーストして食べるという常識を覆し、食パンをそのまま食べるスタイルが普及。食パンの専門店も数多く誕生し、連日長蛇の列ができるほどの人気ぶりです。
食パンの代表的なレシピ
ノミネートワード2「しびれ料理」
訪日外国人客数が増える中、多様な文化を理解し受け入れる。ホワジャオブームが巻き起こりました。
「しびれ料理」の代表的なレシピ
ノミネートワード3「鯖(さば)」
さば缶は、非常食として注目を集めました。利便性の高さだけでなく、健康効果も見直された理由の一つです。また、日本国内にある20種類のブランドさばを通じて、地域おこしの活動も活発に行われました。
「鯖(さば)の代表的なレシピ」
>>さばを使ったレシピをもっと見る
ノミネートワード4「国産レモン」
生産量第1位の広島県など西日本を中心に生産される「国産レモン」は、安心して皮ごと使用することでもき、主菜・副菜や飲み物など、様々な楽しみ方で普及しました。
「レモン」の代表的なレシピ
本田 よう一 370kcal 5分 長芋、レモン、しょうゆ
長芋のレモンじょうゆ漬け
漬けて4時間後には楽しめる即席漬け。長芋のサクッと軽い食感に、さっぱりと爽やかなレモンの風味がよく合います。
2013/01/22 きょうの料理レシピ
井澤 由美子 190kcal 20分 レモン、粗塩、クローブ、シナモン、塩
スパイスレモン塩
旬のレモンを丸ごと塩漬けにします。果実も液体もさまざまな料理に使える、万能調味料になります。
2017/01/25 きょうの料理レシピ