きょうの料理レシピ
里芋とにんじんとごぼうの精進煮
根菜3種をだしのきいた煮汁ですっきりと煮て、うまみの出た汁ごといただきます。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/150 kcal
*1人分
調理時間
/50分
*干ししいたけを戻す時間は除く。
材料
(4人分)
- ・里芋 8コ
- ・にんじん 1本
- ・ごぼう 2本
- ・干ししいたけ 8枚
- ・米ぬか 適量
- 【煮汁】
- ・だし カップ2+1/2
- ・しいたけの戻し汁 カップ1+1/4
- ・うす口しょうゆ 大さじ4
- ・みりん 大さじ2
- ・一味とうがらし 適量
つくり方
1
干ししいたけは水約カップ2につけ、一晩おく。
2
里芋は皮をむく。ごぼうは皮を包丁でこそげ、太ければ縦半分に切り、食べやすい長さに切る。
3
米ぬか(水1.5リットルに対し、ぬか100gが目安)をさらしで包み、たっぷりの水を入れた鍋に浸してもんで、ぬか水をつくる。2を入れて弱めの中火にかけ、里芋に竹ぐしが通るくらいまでゆでたら、鍋ごと流水にさらす。里芋とごぼうを取り出し、鍋をきれいに洗う。
4
3の鍋に里芋、ごぼうとかぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したら水にさらす。
5
にんじんは皮をむいて1~5cm厚さの輪切りにする。水からゆで、柔らかくなったら水にさらす。
6
4、5を水から上げて、紙タオルなどで水けを取る。鍋に【煮汁】の材料、軸を除いた干ししいたけとともに入れて、水でぬらした木の落としぶたをする。弱めの中火で約20分間煮る。
7
器に盛り、一味とうがらしをふる。
全体備考
【ぬか水と米の研ぎ汁】
里芋などを下ゆでするときに用いる、ぬか水。野菜のアクやえぐみを取る、柔らかく煮える、白くきれいに仕上がる、といった効果がある。ぬかが手に入りにくければ、米の研ぎ汁でもかまわない。どちらの場合も、もう一度水からゆでる「清湯」で、ぬか臭さを取る。
きょうの料理レシピ
2008/01/23
村田吉弘のきちんと日本料理
このレシピをつくった人
村田 吉弘さん
京都の日本料理店3代目主人。和食がより簡単に、楽しくなるアイデアレシピを数多く提案し、家庭料理のつくり手を応援している。
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