きょうの料理レシピ
船場(せんば)汁
さばの中骨から出たうまみが滋味深い味わい。切り身を少し加え、食べごたえを出します。できたてがおいしいので、食べる直前につくるのがおすすめです。
写真: 久間 昌史
エネルギー
/150 kcal
*1人分
塩分/2.1 g
*1人分
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・さばの中骨 1匹分
- ・さば (半身) 1/4枚
- *あれば
- ・大根 80g
- ・貝割れ菜 適量
- ・昆布 (15cm長さ) 1枚
- ・塩
- ・酢 小さじ2
つくり方
1
大根は3mm厚さの短冊形に切る。貝割れ菜は根元を除く。
2
中骨は5cm長さに切る。さばは小骨を除き、5mm厚さに切る。中骨とさばをざるに入れ、塩大さじ1をふる。鍋にたっぷりの湯を沸かし、中骨とさばを30秒間つけて霜降りにし、取り出す。骨に血などがついていたら洗い落とす。
3
鍋に水カップ3と昆布、2、大根を入れて中火にかける。アクを丁寧に取りながら10分間ほど煮る。最初は汁が濁っているが、アクを取るうちに透明感が出てくる。
! ポイント
中骨とさばは水から煮ると、うまみがよく出る。
4
3に塩小さじ1/2を加え、味をみて足りなければ塩少々で調える。酢を加え、火を止める。椀(わん)に盛り、貝割れ菜を添える。
きょうの料理レシピ
2021/10/15
ふたりの料理ショー
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
つくったコメント