牛肉となすの柚子こしょう煮
柚子こしょうの風味をキリッときかせた上品な煮物。少し甘めの味つけが牛肉によく合います。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・牛切り落とし肉 100g
- ・柚子こしょう 小さじ1/4
- ・なす 2コ(180g)
- ・ごぼう 1/3本(50g)
- ・みつば 1/2ワ(25g)
- 【A】
- ・だし カップ1
- ・うす口しょうゆ 大さじ1+1/2
- ・みりん 大さじ1+1/2
- ・砂糖 大さじ1
- 【B】
- ・かたくり粉 小さじ2
- ・水 小さじ2
つくり方
牛肉をボウルに入れ、柚子こしょうを加えて軽く混ぜ、2~3分間おく。【B】は混ぜ合わせておく。
風味豊かで塩けのある柚子こしょうを下味にする。
なすは皮をしまむきにし、縦半分に切り、さらに縦4~5等分に切る。サッと水にさらし、約1分間ゆでてざるに上げる。ごぼうはよく洗ってささがきにし、水にさらして水けを拭く。みつばは3cm長さに切る。
なすは下ゆでしておくと、味がしみ込みやすくなる。
フライパンに【A】を合わせて中火にかけ、軽く煮立ったら、ごぼうと牛肉を加える。約2分間煮てアクを取る。
ごぼうと牛肉から出るだしで、うまみたっぷりの煮汁に。
なすを加えて弱めの中火にし、2~3分間煮る。よく混ぜた【B】を回し入れてとろみをつけ、みつばを加えて火を止める。
とろみをつけると、仕上がりがしっとりして冷めにくくなり、つやも出る。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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