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きょうの料理レシピ

味しみレモンケーキ

フレッシュなレモンを丸ごと使った爽やかなケーキ。中力粉のモッチリ生地にレモンシロップをしみ込ませ、しっとりと仕上げました。

味しみレモンケーキ

写真: 佐々木 美果

エネルギー /1900 kcal

*全量

塩分/1.2 g

*全量

調理時間 /80分

*シロップ煮を冷ます時間、生地を休ませる時間は除く。

材料

(直径15cmの底が抜けるタイプの丸型1台分)

【レモンのシロップ煮】
・レモン (国産) 1コ(170~190g)
・グラニュー糖 120g
・白ワイン 大さじ2
・はちみつ 大さじ1
【生地】
【A】
・卵 2コ
・グラニュー糖 120g
・塩 1つまみ
・プレーンヨーグルト (無糖) 大さじ2
・中力粉 100g
*薄力粉でもよい。その場合は140gにする。
・ベーキングパウダー 小さじ1/3
・バター (食塩不使用) 50g

つくり方

【レモンのシロップ煮】をつくる
1

レモンはよく洗い、皮はおろし金などで黄色い部分だけを削る。削った皮は【A】のグラニュー糖に混ぜておく。残ったレモンは2~3mm厚さの輪切りにして種を除き、【シロップ煮】の残りの材料とともに鍋に入れる。ヒタヒタになるまで水を注ぎ、中火にかける。

! ポイント

レモンの皮を【生地】のグラニュー糖に混ぜておくことで、香りがしっかりと移る。

2

沸騰したらアクを取り、弱火にして紙タオル(不織布タイプ)で落としぶたをする。そのままレモンの縁が半透明になるまで、10分間煮る。鍋の中で冷まし、レモンを取り出して汁けをよくきる。シロップは100~120mlとっておく。

! ポイント

煮すぎると苦みが出るので注意。余ったシロップはソーダで割っても。

【生地】をつくる
3

ボウルに【A】を入れ、泡立て器でよく混ぜる。中力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいながら加え、粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜる。

! ポイント

中力粉はダマになりやすいので、混ぜる直前にふるい入れる。

4

小鍋にバターを入れ、弱火で溶かす。沸いてきたら火を止め、一度に3のボウルに加えて泡立て器でよく混ぜる。ラップで【生地】の表面をピッチリと覆い、冷蔵庫で6時間以上休ませる。

! ポイント

香りが抜けないよう、空気を抜きながらラップをする。

5

型にオーブン用の紙を敷き、冷たい【生地】を流し入れ、表面に2の【レモンのシロップ煮】を並べる。型にアルミ箔(はく)をかぶせ、200℃に温めたオーブンで30分間焼く。一度取り出してアルミ箔を外し、170℃のオーブンでさらに20~30分間焼く。竹串を刺して、【生地】がついてこなければ焼き上がり。

! ポイント

レモンが焦げないように、焼きはじめはアルミ箔をかぶせる。焼き時間は様子を見ながら調整する。

シロップを塗る
6

【生地】をオーブン用の紙ごと型から外す。熱いうちに、2のシロップをはけで表面にたっぷりと塗る。

! ポイント

シロップは好みの量でよいが、塗りすぎるとくずれやすくなるので注意。

全体備考

◆香川県の食材◆
◎レモン◎
瀬戸内でつくられる高品質なレモンが人気を集めている。
◎中力粉◎
香川県では、うどんに使う中力粉「さぬきの夢」の生産にも力を入れ、地産地消に取り組んでいる。香りの高さと強いうまみが持ち味。

はちみつを使うので、1歳未満の乳児には与えないでください。

きょうの料理レシピ
2020/04/27 ムラヨシマサユキの食旅 ~香川県~

このレシピをつくった人

ムラヨシ マサユキ

ムラヨシ マサユキさん

製菓学校卒業後、ケーキ店、カフェ、レストラン勤務を経て独立。東京都内の自宅にてパンとお菓子の教室を主宰。家庭でつくりやすいレシピで本格的なおいしい菓子、料理を提案する。

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