きのこたっぷりうの花
定番の常備菜にきのこをどっさり入れて楽しみます。おからに煮汁をたっぷり含ませることで、ふっくら仕上がります。
写真: 今清水 隆宏
*全量
*全量
*おからを冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・おから 200g
- ・鶏ひき肉 100g
- ・にんじん 1/4本(50g)
- ・しめじ 1パック(100g)
- ・生しいたけ 2枚
- ・絹さや 8枚
- 【A】
- ・だし カップ2+1/2
- ・砂糖 大さじ2
- ・みりん 大さじ2
- ・うす口しょうゆ 大さじ3
- ・塩 小さじ1/2
- ・塩 適量
- ・ごま油 大さじ1
つくり方
にんじんは太めのせん切りにする。しめじは根元を切り、小房に分ける。しいたけは石づきを除いて薄切りにする。
絹さやは筋を取り、斜め細切りにする。塩を加えた熱湯でサッとゆで、冷水にとって水けをきる。
鍋にごま油を熱し、弱めの中火でひき肉を炒める。肉の色が変わったら1を加えて炒め、しんなりとしたらおからを加えて軽く炒める。
おからを炒めることで味がしみ込みやすくなり、香ばしさも出る。
3に【A】を順に加え、汁けがなくなるまで14~15分間煮る。煮上がったらバットにあけて冷まし、2の絹さやを加えて混ぜる。
汁けがなくなるまで煮ると、おからがしっとりと仕上がり、日もちもする。一度バットにあけて冷ますことで、味がなじむ。
【保存】
冷蔵庫で3~4日間保存できる。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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