きょうの料理レシピ
枝豆のすり流し
すがすがしいグリーンが目にやさしく、のどに潤いを与えてくれます。甘みのある枝豆とだしが相まって、夏にぴったりの清涼碗(わん)に。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/100 kcal
*1人分
塩分/1.8 g
*1人分
調理時間
/25分
*枝豆の粗熱を取る時間、冷蔵庫で冷やす時間は除く。
材料
(2人分)
- ・枝豆 (さや付き) 300g(正味120g)
- 【A】
- ・だし カップ2
- ・酒 大さじ1/2
- ・うす口しょうゆ 小さじ1
- ・塩 小さじ1/3
- 【B】
- ・かたくり粉 小さじ2強
- *あれば葛粉。
- ・水 小さじ2強
- ・梅肉 少々
つくり方
1
枝豆はたっぷりの熱湯で3分間ほどゆでてざるに上げる。粗熱が取れたらさやから出し、薄皮をはずす。飾り用に2~3粒刻んでおく。
2
1の豆をすり鉢で丁寧にする。
! ポイント
片手ですりこ木の中ほどを、もう片方の手で上部を包むように持ち、すり鉢に対して斜めに構える。そのまま上の手で舵かじとりをしながらする。
3
鍋に【A】を入れて中火にかける。沸いたら混ぜ合わせた【B】を鍋に回し入れ、軽いとろみをつける。火を止め、鍋底を氷水につけて冷やす。
4
みそこし器(または万能こし器)に2を入れ、すりこ木で3の鍋にこし入れる。冷蔵庫で冷やして器に盛り、飾り用の豆と梅肉をあしらう。
全体備考
◎冷たさも味のうち◎
すり流しは、いわば和風のポタージュ。ガラスの器によそえば、目にも涼やかな冷製スープに。
きょうの料理レシピ
2018/07/09
ばぁばの四季
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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