きょうの料理レシピ
かきご飯
かきは下煮してから、蒸らしのタイミングでご飯と合わせるので、ふっくら感はそのまま。煮汁を加えて炊いたご飯は、かきのエキスをたっぷり吸って、うまみ十分。土鍋のまま食卓に出せば、みんなの歓声が上がりそうです。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/320 kcal
*1人分
塩分/2.7 g
*1人分
調理時間
/30分
*米をざるに上げておく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・米 180ml(1合)
- ・かき 8コ(150g)
- ・昆布 (5cm四方) 1枚
- ・しょうが (せん切り) 10g
- ・木の芽 適量
- ・塩
- ・酒 40ml
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・水
つくり方
1
米は洗ってざるに上げ、30分間おく。かきは3%程度の塩水で洗って汚れを取る。そのあと真水で洗い、紙タオルを敷いたバットにのせて水けをきる。
2
小鍋に酒40mlと塩1つまみを入れて中火にかけ、沸いたら1のかきを入れる。かきがふくらんで火が入ったらすぐにざるに上げる。煮汁はとっておく。
! ポイント
かきがぷっくりとふくらんだら火を止め、身と煮汁に分ける。
3
2の煮汁に水を足して220mlにし、1の米、うす口しょうゆと一緒に土鍋に入れる。その上に昆布としょうがをのせ、ふたをして中火にかける。沸いたら鍋底の米粒を菜箸でこそげ、火を弱めて10分間炊く。
! ポイント
かきのエキスが出た煮汁をベースに水加減して、昆布のうまみも足して炊く。
4
火を止めて、2のかきを上にのせる。再びふたをして7分間蒸らす。仕上げに木の芽をあしらう。
全体備考
【もっとおいしく】
◆塩水で洗って、かきの汚れを取る◆
かきは下ごしらえをしないと、汚れや生ぐさみが残ってしまう。大根おろしで洗ってもよく取れるが、簡便なのは塩水で洗う方法。海水程度の、3%程度の塩水(水500mlに塩大さじ1)に入れて、やさしくふり洗いする。
きょうの料理レシピ
2018/01/25
大原千鶴の もっと気軽に魚介レシピ
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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