栗ジャム・栗ジャムのからみ餅
新栗の季節につくりたい栗(くり)ジャム。バターとよく合うので、朝のトーストに添えて。白玉のからみ餅は、手土産にも重宝します。
写真: 澤井 秀夫
*1310kcal(栗ジャム全量)/ 370kcal(白玉全量)
材料
(つくりやすい分量)
- 【栗ジャム】
- ・栗 500g
- ・砂糖 170g
- 【白玉】
- ・白玉粉 100g
- ・水 カップ1/2
つくり方
栗は鬼皮ごと大きな鍋で水からゆで、柔らかくなるまで30分~1時間ほどゆでる。ざるに上げて布巾をかけ、粗熱を取る。
1を縦半分に割って身をかき出し、鍋に入れる。砂糖、熱湯カップ1/4を加えて中火にかけ、煮立ったら木べらで混ぜながら煮詰める。鍋底に筋が残るくらいになればでき上がり。
保存は冷蔵庫で3~4日間が目安。
【白玉】をつくる。鍋に湯を沸かす。ボウルに白玉粉を入れ、分量の水を少し残して加え、手で混ぜてなじませる。様子をみて、残りの水をごく少量ずつ加える。
粉けがなくなり1つにまとまったら、さらによくこねる。粉と水分がなじんで耳たぶくらいの柔らかさになればよい。
こねているうちに水が粉に浸透して柔らかくなってくるので、必要最少量の水分で生地をまとめる。もし柔らかくなりすぎたら、布巾で包んで水けを取る。
4を直径1.5~2cmに丸め、火を止めた3の湯に次々と入れる。生地を全部入れた後、火をつける。
大きさはバラバラでかまわない。形も真ん丸にこだわる必要はない。
5を湯の表面が静かに動くくらいの火加減でゆでる。ゆで上がれば浮き上がってくるので、水にとって表面のぬめりを洗い落とし、冷水に移してしめる。
6を固く絞ったぬれ布巾に取り出し、水けを取る。
【栗ジャム】に7の【白玉】を加えてからめる。
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
つくったコメント