きょうの料理レシピ
丸鶏スープ
きれいに澄んだスープをつくって、家庭でおいしいラーメンを。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/140 kcal
*全量
塩分/2.9 g
*全量
調理時間
/75分
*塩をすり込んだ丸鶏をおく時間は除く。
材料
(でき上がり約2リットル弱)
- ・丸鶏 (中抜き/若鶏) 1羽(1.2~1.3kg)
- *羽と頭、足先、内臓を除いた丸のままの鶏。精肉店で予約注文すれば用意してもらえる。
- ・煮干し 12~13匹
- ・干ししいたけ 3枚
- ・干しえび 20g
- ・昆布 (10cm四方) 1枚
- ・ねぎ 1/2本
- ・しょうが 1かけ(40g)
- ・にんにく 2~3かけ
- ・塩
つくり方
1
煮干しは頭とワタを取り除く。しょうがはたたいてつぶす。丸鶏の重さを量り、その1%の塩を用意する。
2
丸鶏をボウルなどに入れ、1の塩を表面全体と腹の中にまんべんなくふり、1時間以上おく。
! ポイント
下に落ちた塩も残さずまぶす。丸鶏に塩をしておくことで、鶏のうまみを引き出せる。
3
丸鶏から出た水けを紙タオルで押さえる。
4
鍋(直径22cm)に丸鶏、煮干し、干ししいたけ、干しえび、昆布、ねぎ、しょうが、にんにくを入れ、水3リットルを加えて中~強火にかける。
5
煮立ったらアクを取り、静かに煮立つくらいの火加減になるよう徐々に火を弱めていき、50分間煮る。
! ポイント
煮ている間に出てくるアクもしっかり取り除くことで、きれいなスープになる。途中、強火で煮立てるとスープが濁るので、弱火で静かに煮る。
6
鍋から鶏を取り出し、紙タオルを重ねたざるでスープをこす。丸鶏スープの完成。
! ポイント
ゆで鶏は、使うまで表面が乾かないようにラップをかけておくとよい。塩がしてあるので、肉もおいしく食べられる。
【こちらのレシピも参考に!】
丸鶏スープのラーメン
きょうの料理レシピ
2017/05/04
土井善晴の味こよみ
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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