きょうの料理レシピ
錦卵
フードプロセッサーを使って手軽に。鮮やかな黄色と白の対比はおせちに華やぎをもたらします。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/1110 kcal
*全量
調理時間
/35分
*冷ます時間は除く。
材料
(15×15×4cmの流し函1コ分)
- ・卵 12コ
- 【A】
- ・砂糖 大さじ4
- ・塩 少々
- 【B】
- ・砂糖 大さじ2
- ・塩 適量
- ・青のり 適量
つくり方
1
卵は堅めにゆで、白身と黄身に分ける。
! ポイント
白身と黄身はそれぞれ均質にしたいので半熟は避けること。ただし、あまり堅くゆですぎると、ボロボロになって、あとで流し函に詰めにくいので、水からゆでて15分間を目安にする。
2
白身をフードプロセッサーに入れてかけ、ある程度細かくなったら【A】を加えてさらにかけて、粒々が残っているが多少ネットリとした状態にする。白身を取り出してフードプロセッサーをきれいに洗い、黄身を入れてかける。途中で【B】を加えて同様にする。
3
流し函に2の白身を入れて木べらなどで隅までしっかりと詰め、表面を平らにならす。
4
青のりをまんべんなくふり、その上に黄身をのせて平らにならす。
! ポイント
青のりは、彩りにふる。あまり量が多いと、仕上がって切るときに、黄身と白身が分かれてしまうので注意。
5
流し函の内寸に合わせて切った厚紙などに、アルミ箔をかぶせ、4の上にのせる。蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で8分間蒸す。
! ポイント
ふたはおもしの役割もするので、厚紙や折詰のふたなどを用いるとよい。
6
蒸し上がったら蒸し器から取り出し、冷めたら流し函から出し、側面と底に包丁を入れて抜き、切り分ける。
全体備考
【流し函】
卵液や寒天液を固めるのに用いる流し函。内側を抜くことができ、錦卵やえび松風など蒸し物、焼き物も、型くずれせずに取り出せる。ステンレス製のものだと用途が広い。
きょうの料理レシピ
2006/12/12
村田 吉弘の基本のおせち
このレシピをつくった人
村田 吉弘さん
京都の日本料理店3代目主人。和食がより簡単に、楽しくなるアイデアレシピを数多く提案し、家庭料理のつくり手を応援している。
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