ディアブルチキン
しっとりした鶏肉に、ピリッと刺激的なディアブル(悪魔)ソースを添えて。鶏肉も開いた形にして、ディアブルのように迫力満点!
写真: 原 ヒデトシ
*全量
*全量
*鶏肉を冷蔵庫でねかせる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・鶏肉 1羽(1.2kg)
- 【A】
- ・塩 大さじ1
- ・こしょう 小さじ1弱
- ・ローズマリー (粉) 小さじ1/2
- ・にんにく (薄切り) 5かけ分
- ・ローズマリー (生) 3本
- ・サニーレタス 適量
- ・飾り用の野菜 適量
- *なす、パプリカ(赤・黄)、紫たまねぎ、ゆでたブロッコリー(串に刺す)、ラディッシュ、クレソンなどを使用。好みの野菜でよい。
- ・レモン 適量
- ・ディアブルソース 適量
- *全体備考参照。
- ・小麦粉
- ・オリーブ油
下ごしらえ・準備
鶏肉のさばき方
1 尾側から背骨に沿って料理ばさみで切る。
2 首の骨、背骨を切り、中央に包丁で切り目を入れて開く。
3 真ん中あたりにある軟骨を切り、首の皮を内側にかぶせて竹串でとめる。ももの骨に沿って切り目を入れる。
4 形を整えて皮側を表にし、ももをくっつけるように竹串でとめる。
つくり方
「下ごしらえ・準備」を参照して、鶏肉をさばく。
バットに1を置いて、混ぜ合わせた【A】を全体にふりかけ、なじませる。ラップを広げてにんにくを散らし、肉を置いてローズマリーをのせる。空気が入らないようにラップで包み、冷蔵庫で半日~1日おく。
2を冷蔵庫から取り出してにんにくとローズマリーを除き(とっておく)、水けをしっかり拭いて小麦粉を全体に薄くまぶす。
フライパンに多めのオリーブ油を入れて強火で熱し、3を皮側を下にして入れる。スプーンで油を回しかけながら、皮がこんがりと焼けたら裏返し、3のにんにくとローズマリーを半量ほどのせる。油を回しかけながら、途中、フライパンを傾けるなどして側面にも焼き色をつける。
【油をかけながら焼く】
鶏肉は皮側から焼きながら、スプーンで油をかけて表面をパリッと仕上げる。油をかけることで焼き色をつけ、うまみを閉じ込める。火が通りにくい側面も忘れずに。
全体に焼き色がついたら弱火にし、ふたをする。ふたの内側に水滴が付いたらふたを静かに外し、スプーンで肉の表面に油を回しかける。水滴を拭き取って再度ふたをし、これを繰り返しながら肉の表面がパリッとするまで約20分間焼く。
【ふたをして焼く】
厚みのある部分に火を通すために、ふたを使って蒸しながら焼く。しかし、蒸しっぱなしは肉汁が出やすく表面のパリパリ感がなくなるので、ふたを開けたとき4と同様に油をかける。
鶏肉の厚みのあるところに竹串を10秒間刺して抜き、下唇に当てて温度を確かめる。冷たく感じれば再びふたをして火を通し、温かければ火を止める。ふんわりとアルミ箔(はく)をかぶせ、約10分間休ませる。
皿にサニーレタスを敷き、鶏肉を竹串を外してのせる。4のローズマリー、飾り用の野菜、レモンを盛り、ディアブルソースを添える。
【ディアブルソースのつくり方】(つくりやすい分量)
1、フライパンにオリーブ油大さじ6とにんにく(みじん切り)小さじ1を入れて強火で熱し、香りがたったら赤とうがらし(みじん切り)2本分、パプリカ(赤/細かく切る)1/2コ分(80g)を加えて炒める。
2、トマト(細かく切る)2コ分(300g)も加え、全体に油が回ったらたまねぎ(すりおろす)1コ分(200g)を加え、弱めの中火で炒める。
3、全体がなじんだら、ウスターソース大さじ1+1/2を加え、沸いたら火を止める。粒マスタードと白ワインビネガー各大さじ2、塩・こしょう各少々を加えて混ぜる。
このレシピをつくった人
大宮 勝雄さん
フランス、イギリス、ニュージーランドで研さんを積み、その経験を生かしたアイデア豊かな洋食が人気。東京・浅草の仲見世通りの近くに洋食レストランをオープンして40年になる。
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