アスパラガスの白あえ
きちんと仕上げるには豆腐の水気をしっかり切ること。裏ごししたあと更にすり鉢ですってなめらかに仕上げます。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*豆腐の水けをきる時間は除く。
材料
(4人分)
- ・木綿豆腐 1/2丁(150g)
- ・グリーンアスパラガス 5~6本
- 【A】
- ・ごまペースト (白) 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・牛乳 大さじ1
- *だしを使うよりも手軽でコクも出る。
- ・スライスアーモンド (煎ったもの) 20g
- ・塩
つくり方
木綿豆腐は水けをきる。
グリーンアスパラガスは根元の堅い部分を折り取る。皮むき器などで薄く皮をむき、1cm幅の斜め切りにする。
鍋に湯を沸かして塩を多めに入れ、アスパラガスを入れて1分~1分30秒間、色よくゆでる。冷水にとり、冷めたら水けをきる。
あえ衣をつくる。水けをきった豆腐を大きくちぎってざるに入れ、木べらでこす。すり鉢に移し、【A】のごまペーストを加えてよくすり、砂糖、うす口しょうゆも加えてする。最後に牛乳を少しずつ加えながらよくすり混ぜ、衣の堅さを調節する。
すり鉢でする前に、一度裏ごししておくと均一な柔らかさに、こし器がなくても、ざるで代用できる。
4のあえ衣にアスパラガスを加えてあえる。器に盛り、スライスアーモンドをふる。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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