石狩鍋
昆布だしでじっくり煮た野菜の甘みと鮭(さけ)の塩けが絶妙のバランス!牛乳とバターのコクが、みそ味にまろやかな風味を与えます。
写真: 岡本 真直
*1人分
*昆布を水に浸す時間は除く。
材料
(2~3人分)
- ・塩ざけ (甘塩/切り身) 2切れ(200g)
- ・酒 大さじ4
- ・じゃがいも 3コ(400g)
- ・たまねぎ 1コ
- ・キャベツ 1/4コ(250~300g)
- ・昆布 (約10×10cm) 5g
- ・牛乳 カップ2
- ・みそ 大さじ5~6
- ・バター 大さじ2弱
つくり方
昆布はキッチンばさみで4等分に切って土鍋に入れ、水カップ3を注いで30分~1時間おく。
塩ざけは1切れを3等分に切る。バットなどに入れ、酒大さじ2 をふりかけて約10分間おく。
ボウルに水をはり、塩ざけを入れて表面を軽くこすって洗う。取り出して、ペーパータオルで水けを拭く。
じゃがいもは皮をむき、1.5cm幅の輪切りにしてから半月形に切り、水に約5分間さらす。たまねぎは半分に切り、縦6等分のくし形に切る。キャベツは4 cm四方に切る。
1の土鍋に酒大さじ2、水けをきったじゃがいも、たまねぎを入れて中火にかける。煮立ったらアクを除き、たまねぎが透き通ってくるまで10~15分間煮る。
牛乳を注ぎ、さけ、キャベツの順に加え、2~3分間煮てさけに火を通す。
ボウルにみそを入れて少量の煮汁を加え、混ぜて溶かして土鍋に戻し入れる。こうするとみそがダマになりにくい。
バターをちぎって加える。好みで卓上コンロに移し、温めながら食べる。
【石狩鍋の極意】
1、塩ざけは水で洗ってクセを出にくくする。
2、じゃがいもやたまねぎは先に煮る。
3、みそとバターで味つけをする。
【土鍋はしっかり乾かしてから、しまいましょう】
土鍋はきめが粗く、水分がしみ込みやすいのが特徴です。使ったあとは表面の水けをよく拭き、風通しのよいところに置いて完全に乾かしてからしまいます。水けが残ったまま収納す
るとカビが生える原因になります。特に鍋尻など、釉薬をかけていない素焼きの部分は水がしみ込みやすいのでよく乾かしましょう。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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