紅玉のタルトタタン風
フランスの定番お菓子・タルトタタンをつくりやすくアレンジ。りんごは、お菓子にぴったりの紅玉をぜひ使ってみて。
写真: 内池 秀人
*全量
*全量
*りんごを冷ます時間、生地の粗熱を取る時間は除く。
材料
(直径18cm、高さ4.5cmの丸型1台分)
- 【りんごのカラメリゼ】
- ・りんご (紅玉) 3コ(600g)
- *紅玉がなければふじでもよい。
- ・グラニュー糖 100g
- ・バター (食塩不使用) 30g
- 【型に塗る材料】
- ・バター (食塩不使用) 10g
- ・グラニュー糖 20g
- 【生地】
- ・バター (食塩不使用) 100g
- ・粉砂糖 100g
- ・卵 (小) 2コ
- ・薄力粉 100g
- ・ベーキングパウダー 小さじ1+1/4(5g)
下ごしらえ・準備
つくる前にしておくこと
1 【生地】に使う薄力粉とベーキングパウダーはボウルに合わせておく。
2 バターは常温に戻しておく。
3 オーブンは170℃に温めておく。
つくり方
りんごは皮をむいて8等分のくし形に切り、芯を取る。
カラメルをつくる。フライパンにグラニュー糖を入れ、強火にかける。グラニュー糖が溶けてカラメル状になったら、バターを加えて溶かし混ぜる。
りんごを加えて強火のまま木べらでからめる(カラメリゼ)。りんごが少し柔らかくなったら火を止めて冷ます。
型の内側全体にバターを塗り、グラニュー糖をまぶす。
3のりんごを型に合わせて隙間なく敷き詰める。3のフライパンに残ったカラメルを全体にかける。
バター、粉砂糖をボウルに入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。
卵を1コ加えて混ぜる。なじんだらさらに1コ加え、よく混ぜる。
合わせておいた薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら半量加え、ゴムべらで底から持ち上げるようにサックリと混ぜる。
なじんだらさらに残りの粉を加えてサックリと混ぜる。
絞り出し袋に9を入れ、5の型の高さの8分目くらいまで、平らになるように絞る。
絞り出し袋に入れるときは、ゴムべらで折り返した袋の縁を利用しながら入れると入れやすい。
10を170℃に温めたオーブンに入れ、約40分間焼く。
竹串を刺して何も付いてこなければ焼き上がり。オーブンから出し、そのまま粗熱を取る。皿を型にかぶせ、裏返して型を外す。
●りんごの品種は紅玉がおすすめ!●
加熱しても形がくずれにくく、程よい酸味がカラメルとよく合う。
マフィン型をつかっても
小さなタルトタタン風
このレシピをつくった人
小林 かなえさん
京都在住の菓子研究家。
洋菓子店に勤務したのち、パリの製菓学校で本格的に菓子づくりを学ぶ。現在は洋菓子教室を主宰。
つくったコメント