ごちそうそうめん
暑い時季のお昼には、おそうめんの出番が多くなります。栄養バランスのよくとれた具だくさんのおそうめんで、味わいも豊かに。
写真: 工藤 雅夫
*1人分
*1人分
*かけつゆを冷ます時間、冷蔵庫で冷やす時間、きゅうりを塩水につける時間は除く。
材料
(2人分)
つくり方
【かけつゆ】をつくる。鍋に材料をすべて入れて強火にかけ、ひと煮立ちさせて火を止める。そのまま冷まして削り節がほぼ沈んだら、ボウルで受けたざるに厚手の紙タオル(不織布タイプ)を広げてこす。清潔な瓶などに移し、冷蔵庫で冷やしておく。
きゅうりは、両端を落として薄い輪切りにする。3%濃度の塩水に放して、しんなりしたら水けを固く絞る。かまぼこは白、紅それぞれ5mm厚さに切る。みょうが、細ねぎはそれぞれ小口切りにする。
えびは背ワタを除き、熱湯で色が変わるまでゆで、ざるに上げる。頭を取り、殻をむく。
なすはヘタを除き、長さを半分に切って薄切りにする。フライパンにごま油大さじ1を熱し、強めの中火で炒める。
なすには油がよく合う。そうめんにもコクとうまみが加わる。
そうめんをゆでる。鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんをパラパラとさばき入れる。菜箸で大きく混ぜて、袋の表示を参照してゆでる。
ゆでる段になってもたつかないよう、そうめんの帯はあらかじめ外しておく。ゆで具合は、必ず1筋つまんで食べて加減をみる。
ざるにあけ、流水の下でよく洗う。両手で軽くもみながら水が澄むまで洗ったら、氷水にとってしっかりしめる。
水けをきって器に盛り、具を彩りよくのせ、よく冷えたつゆをはる。
つゆはあらかじめしっかり冷やしておくことが肝要。冷たさもごちそうです。つけつゆにする場合は、水4:みりん1:うす口しょうゆ1の割合に塩少々を加え、同じように削り節を煮出せばよい。
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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