きょうの料理レシピ
中国風おでん
おでんダネは同じでも、肉やねぎ、しょうが、花椒風味の中国風スープで煮ると、ぐんと斬新な味わい。たれもピリリと辛い四川風でどうぞ。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/1680 kcal
*全量
調理時間
/40分
*昆布を水に浸す時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・豚バラ肉 (薄切り) 150g
- ・昆布 5cm(3g)
- ・大根 200g
- ・ねぎ (細いもの) 1/2本
- ・しょうが 1かけ
- ・ゆで卵 4コ
- ・さつま揚げ 1枚
- ・ちくわぶ 1本
- ・はんぺん 2枚
- ・顆粒チキンスープの素 (中国風) 小さじ1
- ・花椒 8~10粒
- 【つけだれ】
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・酢 大さじ1
- ・ごま油 大さじ1
- ・豆板醤 大さじ1
- ・ねぎ (みじん切り) 大さじ1
- ・しょうが (すりおろす) 小さじ1
- ・サラダ油
- ・酒
- ・塩
- ・こしょう
つくり方
1
豚肉は3等分の長さに切る。昆布は水カップ6(1.2リットル)に浸して柔らかくなるまで戻し、取り出して縦3等分に切る。大根は10cm長さ、2cm幅、厚さ5mmの短冊形に切る。ねぎは1cm幅の斜め切り、しょうがは薄切りにする。
2
ゆで卵は殻をむく。さつま揚げは一口大に切り、ちくわぶは2cm幅の斜め切りにする。はんぺんは斜め半分に切る。
3
深めの鍋にサラダ油大さじ1を熱し、ねぎ、しょうがを香りがたつまで炒める。豚肉を加えて色が変わるまで炒める。1の昆布を戻した水、昆布、大根、酒大さじ1、顆粒チキンスープの素、花椒、塩・こしょう各少々を加えて強火で煮立て、アクを取って弱火にし、ふたをして10分間煮る。
4
2のはんぺん以外を加えてさらに10分間煮込み、最後にはんぺんを入れて温める。【つけだれ】の材料を混ぜて添え、とり分けたおでんにつけて食べる。
全体備考
関西では関東煮(かんとだき)とも呼ばれる東京のおなじみおかず、おでん。しょうゆ味のだしで煮るところを、薄切りの豚肉と中国風スープで煮込んで、だしいらずにしました。肉の脂でコク、ボリューム感が増します。
香味野菜と豚肉を炒めて、昆布を戻した水を注ぐ。薄切りの肉なので、長く煮込まなくてもうまみが出る。
きょうの料理レシピ
2013/03/26
地元の味をいただきます
このレシピをつくった人
陳 建太郎さん
祖父・建民、父・建一と引き継がれた四川料理の技を習得中。2年間の中国・四川省での料理修業を経て、伝統の味に現代の食材を加えた料理を発表している。1979年生まれ。趣味はゴルフと映画鑑賞。
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