きょうの料理レシピ
白身魚の卵けんちん
豆腐の代わりに卵を使った「卵けんちん」をたいで包んで焼きました。おもてなしにもぴったりの料理です。卵とたいのしっとりとした仕上がりに、具の食感がいいアクセント。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/190 kcal
調理時間
/35分
*塩をふっておく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・たい (切り身) 120g
- *さわらなどの白身魚でもよい。
- ・卵 2コ
- ・生しいたけ 1枚
- ・にんじん 20g
- ・きくらげ (乾/戻す) 10g
- ・みつば 5g
- 【A】
- ・みりん 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ1/2
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・砂糖 小さじ1/2
- ・塩
- ・サラダ油
つくり方
1
たいは半分に切り、皮側に格子状に切り目を入れる。身側に返し、真ん中に包丁を入れて厚みの半分まで切り込み、皮に沿って観音開きにする。
2
バットに塩少々をふり、たいの皮側を下にして並べ、身側に塩少々をふりかける。このまま30分間おく。室温が高い場合は冷蔵庫で1時間おく。
3
しいたけは石づきを除き、半分に切ってから薄切りにし、サッとゆでる。にんじんはマッチ棒くらいの大きさに切り、サッとゆでる。きくらげは細切りにし、みつばは2cm長さに切る。
4
鍋に3のみつば以外の具を入れ、卵を割り入れる。【A】の調味料を加え、卵黄をつぶしながらかき混ぜる。
5
弱めの中火にかけて加熱し、卵が固まり始めたら火からはずしてかき混ぜる。これを数回繰り返し、固まる直前にみつばを入れる。全体をかき混ぜ、しっとり仕上がってきたら火を止め、粗熱を取る。
6
2を取り出し、皮側を下にして置く。5の半量をのせて、切り開いた両側の身で包み、形を整える。同様にもう一つつくる。
7
オーブン用の紙の上に皮側を上にしておき、表面にサラダ油少々を塗る。220℃のオーブンで8分間焼き(皮が焦げそうなときは、アルミはくをかぶせる)、焼き上がったら器に盛る。
きょうの料理レシピ
2013/03/18
京の老舗直伝 日本料理のいろは
このレシピをつくった人
髙橋 英一さん
創業400年以上の老舗(しにせ)の当主として京料理の美食の伝統を支える一方、後進の育成や子どもたちの食育にも力を注ぐ。
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