きょうの料理レシピ
蒸しずし
京都の冬の風物詩でもある蒸しずし。歯ごたえのよい具材としいたけの甘み、さまざまなおいしさが立ち上る湯気の中でフワリとまとまります。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/410 kcal
*1人分
調理時間
/40分
*きくらげ、干ししいたけを戻す時間は除く。
材料
(2人分)
- ・ご飯 (温かいもの) 茶椀(わん)2杯分
- ・ちりめんじゃこ 大さじ2
- 【合わせ酢】
- ・酢 カップ1/4
- ・砂糖 大さじ1/2
- ・塩 小さじ1/4
- ・干ししいたけ (小) 5枚
- ・きくらげ (乾/水で戻してみじん切りにする) 5g
- ・かまぼこ (細身のもの/2mm厚さのいちょう形に切る) 1/2本分
- ・卵 1コ
- ・絹さや (サッとゆでて斜め切りにしたもの) 適量
- ・紅しょうが (細切り) 適量
- ・砂糖
- ・しょうゆ
- ・サラダ油
つくり方
1
しいたけはヒタヒタの水で戻し(戻し汁は捨てずに)、石づきを除いて細切りにする。鍋に、戻し汁カップ2/3、砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ1とともに入れ、汁けがなくなるまで中火で煮る。
2
ご飯はボウルに入れ、ちりめんじゃこを入れて混ぜた【合わせ酢】をふりかけ、切るようにして混ぜる。きくらげとかまぼこを加えてよく混ぜ、耐熱の茶碗に盛る。
3
卵はよく溶きほぐし、サラダ油少々をひいたフライパンで中火で焼き、薄焼き卵をつくる。3~4cm長さ、5mm幅に切る。
4
2の茶碗に1、3をのせ、ふたかラップをかけて蒸気の上がった蒸し器で約15分間蒸す。蒸し上がったら絹さやを散らし、紅しょうがをのせる。
きょうの料理レシピ
2012/02/14
冬をのりきる おばんざいの知恵
このレシピをつくった人
桑原 櫻子さん
京都在住の料理研究家。華道の桑原専慶流副家元でもある。料理好きの両親のもとで育ち、楽しい家族の食卓を作ることが、心の安らぎと良い仕事ができる元気の源と考えている。季節感やもてなしの心を大切にした花と料理のサロン"cherry kitchen"を主宰。また、京都に古くからある懐かしいお菓子をアレンジして紹介している。
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