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茹でるだけ!「韓国風ゆで豚」レシピ【工程写真付】

今回ご紹介するのは、塩をすり込んだ豚バラ肉をじっくりゆでるだけの、おいしい「ゆで豚」。
葉野菜で包んで食べるスタイルは、ポッサムと呼ばれる韓国風。野菜たっぷりのヘルシーなごちそうです。
ゆで汁は、スープに活用して。

写真:野口 健志

韓国風ゆで豚

講師:夏梅 美智子

材料

(2人分)

【ゆで豚】*つくりやすい分量/ゆで豚は約300g、ゆで汁は約カップ3+1/2できる。
 ・豚バラ肉(塊) … 400g
 ・塩 … 小さじ2/3(4g)
 ・にんにく(縦半分に切る) … 1かけ分
 ・しょうが(薄切り) … 3枚
 ・ねぎの青い部分 … 1本分

・きゅうり … 1/2本(50g)
・サニーレタス … 2~3枚
・サラダ菜 … 6枚
・白菜キムチ(ザク切り) … 80g
・塩

つくり方

  1. 【ゆで豚】の下ごしらえをする

    豚肉はペーパータオルで水けを拭き、塩を全体にすり込む(写真上)。約10分間おき、表面の塩を拭かずに鍋に入れ、にんにく、しょうが、ねぎの青い部分、水カップ4を加える(写真下)。

  2. ゆでる

    中火にかけ、煮立ったらアクを除いて弱めの中火にし、落としぶたをし、さらにふたをして約30分間ゆでる。途中で1回、肉の上下を返す。

  3. 冷まして盛りつける

    火を止め、肉をゆで汁に入れたまま冷ます。ラップをゆで汁に密着させて冷蔵庫に入れ、脂肪が白く固まるまで冷やす。

    【ゆで豚】をゆで汁の中でゆっくり冷ますと、うまみが残り、しっとり仕上がる。

  4. 冷蔵庫から取り出し、ラップと一緒に固まった脂肪を除く。
    きゅうりは3か所を縦に皮をむき、3~4mm厚さの斜め切りにする。サニーレタスは2~3等分にちぎる。【ゆで豚】1/2量は7~8mm厚さに切る(ゆで汁はとっておく)。器に【ゆで豚】、野菜3種を盛り、白菜キムチを添える。

全体備考

●保存
香味野菜を除き、ゆで汁ごとジッパー付き保存袋に移して冷蔵庫に入れる。3~4日間を目安にする。

◆脂肪が特徴の「豚バラ肉」。程よく除いておいしく◆
ゆで豚や角煮でおなじみの豚バラ肉。胸から腹にかけての肉で、赤身と脂身が交互に層になっていることから、「三枚肉」とも呼ばれる。脂肪が非常に多いのが特徴で、コクやうまみを生かすためにも、程よく取り除くことがポイント。今回のレシピでは、ゆでたあとにいったん冷まし、ゆで汁に溶け出た脂肪を固めて簡単に取り除く。取り除いた脂肪は、炒め物などに活用するとよい。ゆで汁はスープに活用できる。

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エネルギー:350kcal(1人分)
調理時間:40分(豚肉に下味をつける時間、冷ます時間、冷蔵庫で冷やす時間は除く)

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