
きょうの料理レシピ
ふきの青煮
凛(りん)としたたたずまいにほれぼれする、春の一品。うす味の漬け地に浸して、香りと食感を楽しみます。

写真: 内藤 貞保
エネルギー
/25 kcal
*1人分
塩分/1.1 g
*1人分
調理時間
/5分
*冷ます時間、冷蔵庫におく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・ふきの茎 (下ごしらえしたもの) 約100g
- *全体備考参照。
- 【A】
- ・だし カップ1/2
- ・みりん 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ1
- ・塩 1つまみ
- ・紅しょうが (細切り) 適宜
つくり方
1
ふきの茎は水けをきって小鍋(または小さめのフライパン)に入る長さに切る。
2
小鍋に【A】を入れて中火で沸かし、1を加えて1分間ほど煮る。煮汁ごと保存容器に移して冷まし、冷蔵庫に一晩(6時間以上)おいて味をしみ込ませる。食べやすい長さに切って汁ごと器に盛り、あれば紅しょうがをのせる。
全体備考
◆ふきの下ごしらえ◆
1.ふき1ワ(400g)は葉と茎に切り分け、茎はフライパンに入る長さに切る。葉はきれいなものをとっておく。
2.フライパンにたっぷりの湯を沸かし、重曹小さじ1/4(またはベーキングパウダー小さじ1)と茎を入れて中火で4~5分間ゆでる。水にとり、両端から筋をむく。水に10分間さらす。
3.フライパンを再び中火にかけ、葉を入れて2分間ゆでる。水に10分間さらし、ギュッと絞る。
●ふきの保存
茎は水につけたまま、冷蔵庫で1週間。葉はすぐに使う。
●ふきの青煮の保存
汁につけたまま、冷蔵庫で3日間。
きょうの料理レシピ
2024/04/10
大原千鶴のこれから楽しむ大人時間 小さな春香りを生かして
このレシピをつくった人

大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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