きょうの料理レシピ
焼きさわらの塩こうじ煮
さわらは霜降りをせず、焼きつけてから塩こうじで煮ます。焼き目の香ばしさが「焼き味」として塩こうじのうまみと溶け合って、香りよし、味もよし!仕上げに隠し味のみりんを、お忘れなく。
写真: 邑口 京一郎
エネルギー
/320 kcal
*1人分
塩分/2.4 g
*1人分
調理時間
/25分
材料
(2人分)
- ・さわら (切り身) 2切れ(180~200g)
- *ぶり、生ざけ、生だらなどの厚めの切り身でもよい。
- ・大根 6~8cm(250g)
- ・生しいたけ 2枚(50g)
- ・塩こうじ (市販) 大さじ2
- ・みりん 小さじ1
- ・サラダ油
つくり方
1
大根は1.5cm厚さの輪切りにして皮をむき、面取りをして、半月形に切る。しいたけは石づきを切り落とす。さわらは半分に切る。
! ポイント
大根は面取りをすると、口当たりがやさしくなり、見た目も美しく仕上がる。
2
フライパン(直径24cm)にサラダ油大さじ1を中火で熱し、さわらとしいたけを入れて両面を1分~1分30秒間ずつ焼き、焼き色がついたら取り出す。サラダ油大さじ1を足して中火で熱し、大根を入れて両面に焼き色をつける。
! ポイント
さわらにしっかりと焼き目をつける。香ばしい「焼き味」がつき、魚の臭みが取れてコクが生まれる。
3
フライパンの余分な油を拭き、水カップ1+1/2を加える。煮立ったら弱火にしてふたをし、大根に竹串がスッと通るまで約10分間煮る。さわらとしいたけを戻し入れ、塩こうじを加え、時々混ぜながら汁けが少なくなるまで煮る。みりんを加えてサッと煮る。
! ポイント
大根が十分に柔らかくなってから塩こうじを加え、うまみのある塩けと甘みをしみ込ませる。
きょうの料理レシピ
2021/11/02
ワザあり!感動煮物
このレシピをつくった人
高井 英克さん
京都、赤坂、麻布の日本料理店で修業を積み、2009年に独立、料理研究家となる。主宰する料理教室では、四季折々の和食の献立ともてなしの楽しさを紹介。持ち前の探究心と遊び心をいかんなく発揮している。
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