きょうの料理レシピ
甘酒と梅のラタトゥイユ
甘酒と梅干しのうまみを生かした井澤家定番の一品です。野菜を入れる順番さえ守れば、あとは蒸すだけ。冷やしてもおいしく、ミキサーにかければスープにも。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/1030 kcal
*全量
塩分/3.8 g
*全量
調理時間
/30分
材料
(つくりやすい分量)
- ・トマト 3コ(430g)
- ・なす 2コ(170g)
- ・たまねぎ (小) 1コ(180g)
- ・ズッキーニ 1本(200g)
- ・パプリカ (赤) 1コ(200g)
- ・パプリカ (黄) 1コ(200g)
- ・かぼちゃ 1/5コ(正味240g)
- ・とうもろこし 1本
- ・にんにく (たたいてつぶす) 1かけ分
- ・梅干し (大) 1コ
- *塩分17%。
- 【A】
- ・甘酒 (ストレートタイプ) カップ1/2
- ・塩 2~3つまみ
- ・オリーブ油 大さじ2
つくり方
野菜を入れる
1
トマトは四つ割りにする。なすとズッキーニは2㎝厚さの輪切りにする。たまねぎは薄めのくし形に切る。パプリカは乱切りにする。かぼちゃは3㎝厚さに切る。とうもろこしは長さを半分に折り、実を包丁でそぎ取る。鍋ににんにく、とうもろこしの芯、トマト、なす、たまねぎを入れる。
! ポイント
最初に水分が多く、甘みが強い野菜、うまみが出やすい素材を入れる。
甘酒を加える
2
1の上にズッキーニ、パプリカ、梅干しを重ねる。いちばん上にかぼちゃ、とうもろこしの実をのせる。【A】を順に加える。
! ポイント
次に火が入りやすく形がくずれにくい野菜、その上には火が入りやすく柔らかい野菜を。甘酒を加えて味わいをアップ。
蒸す
3
ふたをし、弱めの中火で約20分間蒸す。全体をやさしく混ぜて火を止める。とうもろこしの芯、梅干しの種を除いて器に盛る。
! ポイント
じっくり火を通して、野菜のうまみを引き出す。
きょうの料理レシピ
2020/08/04
夏野菜のとっておきおかず
このレシピをつくった人
井澤 由美子さん
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理と、江戸っ子らしい気さくで温かな人柄が表れた料理が人気。とくに発酵食品のレシピ開発はライフワーク。体を健やかに保つ薬膳と組み合わせた独自のレシピメソッドも提案している。
企業商品開発、カタログ、講演、著者多数。レモン塩、乳酸キャベツブームなどの火付け役としても知られる。
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