テリーヌ
材料
(4人分)
- ・合いびき肉 500g
- ・豚レバー (ひいたもの) 250g
- ・生パン粉 カップ1
- ・オールスパイス 小さじ1/3
- ・ブランデー 大さじ3
- ・鶏レバー 100g
- ・豚の背脂 100g
- *またはハム。
- ・バター 適宜
- *またはラード。
- ・タイム 少々
- ・月桂樹の葉 (ローリエ) 1~2枚
- 【付け合わせ】
- ・コンソメゼリー
- *下ごしらえ・準備を参照。
- ・きゅうりのピクルス
- *下ごしらえ・準備を参照。
- ・生野菜
- *下ごしらえ・準備を参照。
- ・サラダ油
- ・塩
- ・こしょう
下ごしらえ・準備
コンソメゼリー
1 水カップ2+1/2に固形スープの素(洋風)1コを溶かしてコンソメをつくる。
2 粉ゼラチン大さじ2+1/2は2倍量のコンソメ(または水)にふり込んでサッと混ぜ、ふやけたら温めたコンソメを加え、よく混ぜてゼラチンを完全に溶かし、ブランデー(またはシェリー酒)大さじ2を加え、こしてバットなどに流して冷やし固める。
3 固まったら、約5mm角に切る。
きゅうりのピクルス
4 汁けをきり、食べやすく切る。
生野菜
5 トマトはくし形に切る。
6 レタスはせん切りにする。
7 ラディッシュは薄切りにする。
8 きゅうりは皮をしまにむき、薄切りにする。
9 サラダ菜は洗って水けをきり、1枚ずつはがす。
つくり方
テリーヌ型を冷蔵庫に入れ、十分に冷やして取り出し、内側に、室温に戻したバターをたっぷりとぬり、再び冷蔵庫に入れておく。
フライパンにサラダ油少々を強火で熱し、鶏レバーを入れて炒め、塩・こしょう各少々でうす味をつけて器に取り、ブランデー少々(分量外)をかけて冷まし、約1cm角に切る。
豚の背脂も約1cm角に切り、ブランデー少々(分量外)をかけておく。
大きめのボウルに合いびき肉を入れてよく練る。
よく練ったら豚レバーのひいたものを加えてよく混ぜ、生パン粉、塩大さじ1、こしょう少々、オールスパイス、ブランデーを加え、十分に練り上げる。
背脂、鶏レバーを加え、全体を混ぜ合わせる。
用意したテリーヌ型に、6のテリーヌのタネを、空気が入らないように押しながら、2~3回に分けて詰める。台にふきんを置いて、型を持ち上げてトントンと落として余分な空気を抜き、上にタイムと月桂樹の葉をのせる。
アルミ箔にバター(分量外)をぬり、テリーヌ型を覆い、ふたをしてアルミ箔を型にぴったり沿わせる。
天板の底から1/3の高さまで湯を注いでテリーヌ型を入れ、中温のオーブンに入れ、湯を煮立てないようにして約1時間蒸し焼きにする。
焼き加減は冷たい金ぐしを刺し、抜き取ってすぐに唇に当てて判断する。冷たい場合はまだ生、熱ければでき上がり。
オーブンから取り出して約30分間そのままおき、平らな皿などをのせ、ふた、アルミ箔をとって、上から800g~1kgのおもしをのせて肉をしめながら冷ます。
すっかり冷めたら冷蔵庫に入れ、翌日までおき、1cmぐらいの厚さに切る。
テリーヌを盛ってコンソメゼリーをかけ、ピクルスと生野菜を彩りよく添える。
このレシピをつくった人
村上 信夫さん
東京の名門ホテルの料理長を長く務める。東京オリンピックでは選手村の料理長として尽力。柔和な笑顔は終生変わらなかった。
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