ふっくら卵焼き
卵の甘みにスープの素でコクをプラスします。ふっくらとして冷めてもおいしい。全量を一度に焼こうとするとうまく巻けないので、半量ずつ焼いてください。
写真: 蛭子 真
*1人分
*1人分
*【A】を冷ます時間は除く。
材料
(2人分)
(13.5x18cmの卵焼き器)
- ・卵 4コ
- 【A】
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・顆粒(かりゅう)スープの素(もと) (中国風) 小さじ1/4
- ・かたくり粉 小さじ1強(4g)
- ・水 カップ1
- ・大根おろし 適量
- ・サラダ油
- ・しょうゆ 適量
つくり方
鍋に【A】を入れ、強火にかけて混ぜ合わせる。とろみがついたら火を止め、冷ます。
ボウルに卵を割りほぐし、卵白の塊がなくなるくらいに溶く。ボウルに重ねたざるでこし、1を加えて混ぜ合わせる。
卵液をこすことで口当たりがなめらかになる。
別のボウルに2を半量取り分ける。卵焼き器にサラダ油適量を入れて紙タオルでなじませ、中火で熱する。卵液を少したらして温度を確かめ、ジュッと音がしたら1/3量を流し入れる。
ふくらみをつぶしながら菜箸で手前に巻き、あいた部分に紙タオルで油をなじませ、卵を向こう側に寄せる。手前に紙タオルで油をなじませて卵液の1/3量を流し入れ、焼けた卵の下にも流し、菜箸で手前に巻く。
あいた部分に紙タオルで油をなじませたら向こう側へ寄せ、手前に紙タオルで油をなじませて残り1/3量を流し入れる。同様に焼き、フライ返しで手前に寄せて火を止める。
最後まで火から下ろさずに焼くことで、ふっくらと仕上がる。
巻きすに5を移して形を整え、1分間おく。残りの半量も同様に焼いて巻きすで形を整える。
1分間おき、余熱で卵を固める。
6を切り分けて器に盛り、大根おろしを添え、しょうゆ適量をかける。
【ココが肝心!】
だしにとろみをつけて卵のおいしさを閉じ込めます。
このレシピをつくった人
髙橋 拓児さん
東京で修業後、生家で厨房に立ち、豊かな発想で従来の概念にとらわれない独自の京料理が人気を博す。料理教室での論理的でわかりやすい解説も好評。シニアソムリエの資格ももち、ワインにも造詣が深い。NPO法人「日本料理アカデミー」でも活躍中。
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