きょうの料理レシピ
鶏肉の京漬物トマトソース添え
京都の漬物は、京野菜を使ったものをはじめとして、種類も味わいも豊富。トマトとともに、さっぱりとしたソースに。
写真: ハリー 中西
エネルギー
/240 kcal
調理時間
/15分
*鶏肉に塩をしておく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 1枚
- 【ソース】
- ・トマト 1コ
- ・京漬物 各小さじ1
- *かぶら、ひの菜(かぶの一種で、細長く、上部が赤い)、壬生菜など好みのものを3~4種
- ・酢 小さじ2
- ・エクストラバージンオリーブ油 大さじ1
- ・塩
- ・オリーブ油 少々
つくり方
1
鶏もも肉は筋を切って4つに切り、1%の塩を両面にふる。2時間以上冷蔵庫に入れておく。
2
トマトは皮を湯むきし、種を取って、約1cm角に切る。京漬物は、それぞれよく水けをきり、細かく切っておく。
3
ボウルに2、酢、エクストラバージンオリーブ油を入れてよくあえ、冷蔵庫で冷やしておく。
! ポイント
【ソース】の材料を混ぜたら1時間ほどおくと、漬物から水分が出てきて味がなじむ。
4
フライパンにオリーブ油少々を入れて中火にかけ、水けをしっかりとふいた鶏肉を皮側から入れ、あまり動かさずにじっくりと焼く。皮がパリパリに焼けたら返し、ごく弱火で身側を焼く。
! ポイント
鶏肉を焼くときは、皮側からしっかりと火を通す。皮側8割、身側2割くらいのつもりで。
5
器に焼いた鶏肉を盛り、3を器に入れて添え、かけて食べる。
全体備考
【京漬物】
しば漬け、千枚漬け、壬生菜、ひの菜、水菜、すぐきなど、京野菜を使ったものを中心に、さまざまな漬物がある。
漬物は、イタリアの食材でいうなら、オリーブの実やケイパーの酢漬けのようなもの。その代わりに漬物を使うと思えば、納得の取り合わせといえるでしょう。
きょうの料理レシピ
2006/07/27
料理今むかし
このレシピをつくった人
笹島 保弘さん
京都のイタリア料理店のシェフ。関西のイタリア料理店数軒で修業した後、京都市内にイタリア料理店を開店。正統派イタリア料理と京都の食材を組み合わせたメニューで人気を博している。
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