
きょうの料理ビギナーズレシピ
ポテトサラダ
にんじんの彩りとハムのうまみも加わった充実のサラダ。じゃがいもはホクッ、きゅうりとたまねぎはシャリッ。毎日食べても飽きないおいしさです!

写真: 野口 健志
エネルギー
/300 kcal
*1人分
調理時間
/35分
材料
(2人分)
- ・じゃがいも 2コ(300g)
- ・にんじん 1/2本(80g)
- ・きゅうり 1本(100g)
- ・たまねぎ 1/4コ(50g)
- ・ハム 3枚(35g)
- ・マヨネーズ 大さじ3
- ・塩
- ・こしょう
つくり方
下ごしらえをする
1
じゃがいもは縦半分に切り、1切れを6等分に切る。にんじんは縦に2~4つ割りにする。じゃがいもは水に約5分間さらし、水けをきる。
! ポイント
【じゃがいもを水にさらさないのは×!!】
水にさらして表面のでんぷんを除かないと、でんぷんの膜ができて火が通りにくい。さらすことで変色も防ぎ、白く仕上がる。
ゆでる
2
小さめの鍋にじゃがいもとにんじんを入れ、浸るくらいの水を加えて強火にかける。煮立ったら中火にし、ふたをして約10分間ゆでる。じゃがいもに竹串を刺して、スーッと通るまでゆでる。
! ポイント
【じゃがいもとにんじんをたっぷりの水でゆでるのは×!!】
水が多いと煮立つまで時間がかかる。長くゆでることになって、じゃがいもやにんじんのうまみが流れ出てしまう。
湯を切る
3
火を止め、ふたで中身を押さえながら湯を捨て、にんじんを取り出す。再び中火にかけ、残っている水分が煮立ってきたら、焦げないよう鍋を揺すって水けをとばす。
つぶす
4
火から下ろし、熱いうちにフォークなどでじゃがいもをつぶす。好みで少し塊を残してもよい。温かいうちに塩小さじ1/4をふって混ぜる。ボウルに移して冷ます。
! ポイント
【じゃがいもが温かいうちにマヨネーズを入れるのは×!!】
じゃがいもの熱でマヨネーズが溶け、分離したようになる。クリーミーさがなくなって酸味もとび、マヨネーズのおいしさがなくなる。
具を用意する
5
きゅうりは薄い小口切りにする。ボウルに塩小さじ2/3、水カップ1/4を混ぜ、きゅうりを加えてからめ、そのままおく。しんなりしたら、水けを絞る。このとき出た絞り汁はとっておくとよい。たまねぎは繊維を断つように薄切りにする。ざるに入れ、水の中で軽くもみ洗いをし、水けを絞る。ハムは1cm幅、食べやすい長さに切る。にんじんは冷めたら2~3mm幅のいちょう切りにする。
! ポイント
【きゅうりを生のまま入れるのは×!!】
生のままのきゅうりは、堅くて混ぜにくい。水分を多く含むので、時間がたつと水けが出て全体がベチャッとする。
混ぜる
6
じゃがいものボウルに、にんじん、きゅうり、たまねぎ、ハム、こしょう少々、マヨネーズを加える。底からすくい、全体をサックリと混ぜ合わせる。堅いときは、きゅうりの絞り汁や牛乳大さじ2~3(分量外)を、様子を見ながら加えてなめらかにし、塩・こしょう各少々で味を調える。
! ポイント
【マヨネーズで味を調えるのは×!!】
味が決まらないからといってマヨネーズを足すと、味が強くなりすぎる。味は塩、こしょうで調えて食材の味を生かす。
全体備考
◆男爵とメークイン。好みで選んで◆
種類が豊富なじゃがいも。代表的なのは男爵とメークイン。球形の男爵はホクホクになりやすく、細長いメークインはねっとりとした食感が特徴。つぶす度合いによって食感は異なるが、好みで使い分ける。
きょうの料理ビギナーズレシピ
2017/11/02
バツ江のスパルタ洋食塾
このレシピをつくった人

脇 雅世さん
約10年フランスに滞在し、パリの料理学校やレストランで料理を習得。帰国後はテレビや雑誌でフレンチのエスプリをベースにしたレシピを提案している。料理のジャンルは和洋中からお菓子まで。神楽坂で主宰する料理教室は35年以上続いている。2014年フランス政府より農事功労章を受勲。
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