ちくわのかき揚げ弁当
具だくさんのかき揚げは、冷蔵庫にある食材でパパッとつくれます。かき揚げの衣で残った溶き卵をサブおかずにしてムダなく使いきります。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(1人分)
- 【ちくわと野菜のかき揚げ】
- ・ちくわ (小) 1本
- ・しめじ 10本分
- ・たまねぎ 1/8コ(30g)
- ・にんじん 1cm
- ・みつば 1/2株
- 【衣】
- ・溶き卵 大さじ2
- ・水 大さじ2
- ・小麦粉 大さじ2
- 【ほうれんそうのり巻き】
- ・ほうれんそう (4~5cm長さに切る) 2株分
- ・かき揚げの衣で残った溶き卵 1コ分から衣の分量を除 いた全量
- ・焼きのり (全形) 1/4枚
- ・ご飯 150g
- ・サラダ油
- ・塩
- ・小麦粉
つくり方
小さめのフライパンに湯を沸かし、ほうれんそうを入れて1~2分間ゆでる。水にとって冷まし、水けを絞る。
1のフライパンをペーパータオルでサッと拭き、サラダ油少々を中火で熱し、【衣】で残った溶き卵に塩少々を加えて流し入れる。菜箸で混ぜながら火を通し、ポロポロの状態にする。
ちくわは薄い輪切りにし、しめじは根元の部分を切り落としてほぐす。たまねぎは薄切りにする。にんじんはせん切り、みつばは5cm長さに切る。
ボウルに【衣】の溶き卵と水を混ぜ合わせ、小麦粉を加えてざっと混ぜる。別のボウルに3を入れて小麦粉大さじ1をふり入れ、全体にまぶす。【衣】に加えて混ぜ合わせる。
卵焼き器にサラダ油を半分の深さまで入れ、高温(180℃)に熱する。4の1/4量をフライ返しにのせて菜箸で油の中にすべらせ、卵焼き器の角を利用して形を整える。一度に2コずつ、1~2分間揚げ、油をきる(【ちくわと野菜のかき揚げ】の完成)。
180℃の目安:水でぬらして拭いた菜箸を入れたとき、箸から勢いよく泡が出る状態。
焼きのりにほうれんそうといり卵をのせて端から巻き、半分に切る(【ほうれんそうのり巻き】の完成)。
弁当箱にご飯、5、6を詰める。
【目からウロコ!卵焼き器でエコに揚げ物】
朝から揚げ物は大変と思われがちですが、卵焼き器を利用すれば、1人分を手軽につくれます。油の量が少なくてすみ、温度もすぐに上がるので、エコにもひと役。かき揚げの場合は、卵焼き器の角にタネを寄せると、形がきれいに整えられます。
このレシピをつくった人
杉山 智美さん
東京ガス「食」情報センター主幹、調理科学の専門家。加熱調理のコツや新しい調理法を科学的に解析し、わかりやすく発信しているほか、食育に関する活動も行っている。科学調理の観点から、ビギナーでも手軽においしくつくれるお弁当なども提案している。
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