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きょうの料理レシピ

アスパラガスの土鍋ごはん

【滋味を味わう“禅寺ごはん”】土鍋を使い、心を込めて丁寧に米を炊くことで、食材とじっくり向き合います。昆布だしを吸わせて、香り高く風味豊かな仕上がりに。

アスパラガスの土鍋ごはん

写真: 蛭子 真

エネルギー /370 kcal

*1人分

塩分/0.7 g

*1人分

調理時間 /40分

*米を浸す時間は除く。

材料

(2~3人分)

・米 360ml(2合)
・グリーンアスパラガス 2本(約50g)
・昆布だし 適量
・うす口しょうゆ 小さじ1
・塩 1つまみ

つくり方

1

米を指先でやさしく洗い、ボウルに入れて米が浸るくらいの昆布だしを加えて45分間ほどおき、ボウルに重ねたざるに上げる。昆布だしはとっておく。

2

アスパラガスはピーラーで穂先の下の皮をむき、4cm長さに切る。皮は新じゃがいものコロッケに使うのでとっておく。

3

米を土鍋に入れ、1の昆布だしを360ml加える(足りない分は昆布だしを足す)。うす口しょうゆ、塩を加えて味つけし、上にアスパラガスをのせてふたをし、中火にかける。蒸気が勢いよく出たらごく弱火にして15分間炊く。最後に火を強めて5秒間加熱してから火を止め、20分間蒸らす。アスパラガスを取り出してご飯を器に盛り、上にアスパラガスをのせる。

全体備考

【昆布だしのとり方】
材料(5リットル分)
昆布(15×20cm)…2枚
鍋に5リットルの水を入れ、昆布をつけて3時間ほどおく。弱めの中火にかけ、沸騰する直前にふたをして火を止め、1日間おく。
冷蔵庫で3日間ほど保存可能。
昆布は新じゃがいものコロッケに使うのでとっておく。

◆こちらのレシピも参考に◆
新じゃがいものコロッケ

きょうの料理レシピ
2016/05/24 滋味を味わう“禅寺ごはん”

このレシピをつくった人

吉村 昇洋

吉村 昇洋さん

広島県の曹洞宗八屋山普門寺・副住職。臨床心理士。相愛大学非常勤講師。曹洞宗大本山永平寺での修行生活の中で、調理を行う「大庫院」に所属。現在は精進料理教室を主宰。また、「料理僧三人衆」の一人として食を通じて仏教を伝える活動に励む。

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