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きょうの料理レシピ

干し柿

干し柿は、先人の知恵と自然の甘みがギュッと詰まった、日本の伝統的なドライフルーツです。柿をつるしたら、寒風の吹く日が待ち遠しくなりますよ。

干し柿

写真: 野口 健志

エネルギー /120 kcal

*1コ分

調理時間 /60分

*干す期間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・渋柿 24~25コ
・焼酎 適量

つくり方

1

渋柿は洗い、先端のほうから皮をむく。ヘタの下にも包丁の刃を入れ、ギリギリまできれいにむいておく。

! ポイント

食べるときに皮が口に入らないよう、丁寧にむく。ヘタと枝を残さないとひもがかけられないので、ヘタごと切り取らないこと。

2

用意したひもに、つるすとき下になるほうの側から1の柿をくくりつける。7~8cm間隔をあけながら、1本に5コずつつけていく。

3

すべての柿をひもにくくりつけたら、雨が当たらず風通しのよい軒下や物干しざおなどにつるす。

! ポイント

折りたたみ式の物干し台なら、天候によって場所を移動できるので便利。ハンガーに2~3本ずつバランスよくつるし、軒下に下げても。

4

焼酎を霧吹きに入れ、すべての柿の表面にまんべんなく吹きつける。

5

1週間ほどたったら様子を見て、表面が乾いていれば、膜を破らないように手でやさしくもむ。

! ポイント

干しながらもむことで中心まで渋みが抜け、柔らかく干し上がる。表面が乾かないうちに触わると、雑菌がついてかびの原因になるので注意。

6

3~4日ごとに柿をもみ、好みの柔らかさになるまで1か月~1か月半ほど干す。

全体備考

色がきれいなうちに食べても、表面に白い粉が吹いてきてから食べても。冷蔵庫に入れると堅くなるので、新聞紙などで包んで涼しい場所に置き、2週間~1か月間で食べきる。

【柿のくくりつけ方】
1 ひもで輪をつくり、交差した部分を指で押さえて持つ。

2 つるすとき上になる側のひもを1の輪の中にくぐらせる。

3 2の輪に柿の枝を下からくぐらせ、下側のひもをしっかりと引いてから、上側のひもも引き締める。

きょうの料理レシピ
2013/11/12 ニッポン おいしい手仕事

このレシピをつくった人

飛田 和緒

飛田 和緒さん

素材の味を最大限に引き出す、つくりやすくておいしいレシピが人気。

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