きょうの料理レシピ
ほっき貝と揚げ里芋の煮物
里芋を揚げてから煮ることで味がよくからみ、こっくりとした煮物に仕上がりますよ。ほっき貝の風味を移した煮汁で風味を味わいましょう。
写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/270 kcal
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2人分)
- ・ほっき貝 (下処理したもの) 2コ
- ・里芋 4コ(300g)
- ・しょうが (すりおろす) 20g
- 【A】
- ・だし カップ1
- ・酒 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・みりん 大さじ1
- ・塩 適量
- ・かたくり粉 適量
- ・揚げ油 適量
つくり方
1
ほっき貝は縦に数本切り込みを入れて、縦半分に切る。
2
里芋は皮をむいて縦四つ割りにし、塩適量でもんでぬめりを取る。水けを拭き取り、かたくり粉を全体にまぶす。
3
170℃弱の揚げ油で里芋を4~5分間揚げる。竹串が通るようになったら紙タオルを敷いたバットに上げ、余分な油をきる。
! ポイント
里芋を揚げることで、煮る時間の短縮につながる。
4
鍋に【A】を合わせて中火で煮立て、1のほっき貝を入れてアクを取りながら軽く煮る。色が変わり、火が通ったらほっき貝を取り出す。
! ポイント
先にほっき貝を煮て、煮汁に風味を移す。
5
4の鍋に里芋を加えて2~3分間煮る。とろみが出てきたら、ほっき貝を鍋に戻し入れ、サッと煮合わせる。
6
器に盛り、しょうがをあしらう。
きょうの料理レシピ
2012/11/22
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このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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