菊花かぶら
甘酢につけたかぶはさっぱりとしていて口直しにぴったりです。花に見立てた切り方でお正月らしく仕上げましょう。
写真: 今清水 隆宏
*全量
*甘酢につける時間は除く
材料
(つくりやすい分量)
- ・かぶ 2コ
- ・赤とうがらし 1本
- 【甘酢】
- ・水 カップ1
- ・酢 カップ1
- ・砂糖 90g
- ・塩
つくり方
鍋に【甘酢】の材料を合わせて火にかけ、砂糖が溶けたら火から下ろして冷ます。
かぶは上下を平らに切り落とし、皮をむいて横半分に切る。断面を下に置き、下まで切り離さないようにして2mm間隔の格子状の切り目を入れる。
両端を割り箸ではさんでおくと、下まで切り離さずに切り目が入れられる。
上下を返し、断面がほぼ四角形になるように整え、2~2.5cm角に切る。海水程度(約3%)の塩水に、10分間ほどつける。
上から見てだいたい四角形になるように、上下左右の端を少し切り落とす。裏返して切れ目を開くと大きくなるので、小ぶりの正方形に切る。
3を軽く絞り、1の【甘酢】を少しかけ、2~3分間おいてから再び軽く絞る。容器に入れて残りの【甘酢】、種を抜いた赤とうがらしを加え、冷蔵庫で1日つける。
汁けをきって切れ目を広げ、赤とうがらしを小口切りにしてあしらう。
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一の重
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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