新たまねぎの豚肉巻き
たまねぎを豚肉で巻いて、甘辛い味でからめます。火が通って甘みが出たたまねぎと肉が抜群の相性!
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2人分)
- ・新たまねぎ 1コ(250g)
- ・豚もも肉 (薄切り) 150g(6~7枚)
- 【A】
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・みりん 大さじ1
- ・サラダ菜 2枚
- ・塩
- ・こしょう
- ・小麦粉
- ・サラダ油
つくり方
たまねぎは縦半分に切って、繊維に対して直角に、1cm幅に切る。
食べごたえを出すため、やや厚めに切る。繊維を断ち切るので食べやすい。
豚肉を広げて片面に塩・こしょう各少々をふる。小麦粉も茶こしで薄くふり、たるまないよう1を巻く。
豚肉の内側に塩、こしょう、小麦粉をふり、たるまないように巻いていく。
フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、2の巻き終わりを下にして並べる。裏返して両面が香ばしく焼けたら、ふたをして、弱火で蒸し焼きにする。
たまねぎに火が通ったら、ふたを取って汁けをとばし、【A】を加えてからめる。サラダ菜を敷いた器に盛る。
◆新たまねぎをおいしく賢く食べるコツ◆
1. 水にさらさず食べると、硫化アリルがむだなくとれる!
たまねぎに含まれる硫化アリルは水に溶け出しやすいため、水にさらさずに食べると効率よく摂取できる。特に新たまねぎは辛みも少ないので、ぜひ水にさらさず生で食べたい。
2. 空気に触れさせると、硫化アリルの働きがアップする。
たまねぎを切ってから、空気に触れさせて酸化させることで、硫化アリルの血栓をつくりにくくする働きがアップするといわれている。15分間以上おくと効果が期待できる。
3. 料理によって、切り方を変えて違った食感を楽しむ。
繊維に沿って切ると、たまねぎならではのシャキシャキ感を楽しむことができる。繊維を断ち切るように直角に切ると、筋が切れて柔らかく食べやすくなる。
4. 煮汁ごと食べれば、細かく切ってもOK!
切った断面が多いほど、細胞がこわれて硫化アリルが流出し、体に吸収されやすくなる。そのため、ハンバーグや炒め物、スープなどの水分が少ない料理や煮汁ごと食べる料理であれば、細かく切っても問題ない。ただし、水にさらす場合やゆでて使う場合は、細かく切ると硫化アリルが流出しやすいので、なるべく避けるか、大きめにきるとよい。
◆新たまねぎの保存◆
新たまねぎは水分も多く傷みやすいため、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存するとよい。余ったら水分が逃げないようラップで包んで。
このレシピをつくった人
牧野 直子さん
健康、美容などの幅広いテーマでレシピを開発。健康によく、簡単でおいしい料理が人気。保健センターや小児科での栄養指導も行っている。
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