ジューシー焼き鳥丼
甘辛のタレにつけた焼き鳥は、コクがあって中はしっとり。表面を焼いてから電子レンジにかけることにより、ふっくらした仕上がりになります。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*たれにつける時間は除く。
材料
(2人分)
- ・鶏むね肉 (大) 1枚(約250g)
- 【たれ】
- ・しょうゆ (甘口) 大さじ3
- ・酒 大さじ3
- ・みりん 大さじ2
- ・砂糖 小さじ1
- ・にんにく (すりおろす) 小さじ1/2
- ・ご飯 (温かいもの) 丼2杯分
- ・白ごま 適量
- ・焼きのり (全形) 1枚
- ・香菜(シャンツァイ) (ザク切り) 2株
- ・わさび (すりおろす) 適量
- ・サラダ油
つくり方
鶏肉はところどころ菜箸で刺し、混ぜた【たれ】をかけて30分間おく。
身のほうを菜箸で刺しておくと、【たれ】の味がしみ込みやすく、火も通りやすい。
フライパンにサラダ油小さじ1/2を熱し、鶏肉の汁けを拭いて皮側から入れる。弱火にし、こんがりと色づいたら返し、同様に焼き色をつける。【たれ】はとっておく。
皮側から入れて、表面だけカリッと香ばしく焼きつける。
耐熱皿に鶏肉を取り出し、ラップをして、電子レンジ(600W)に約2分間かける。
電子レンジにかければ、身の厚い部分まで簡単に加熱できる。
2の【たれ】、3の皿に残った【たれ】をフライパンに入れてひと煮立ちさせる。
鶏肉を薄くそぎ切りにする。
丼にご飯を盛り、ごま、ちぎった焼きのりをのせ、4の【たれ】少々をかける。鶏肉をのせ、【たれ】少々をかけ、香菜を添え、わさびをのせる。
肉のつけだれを温めてご飯にかければ、おいしさアップ。
《今回のしょうゆ》
主に九州で使われている甘みの強いしょうゆ。たまりしょうゆ、刺身しょうゆとして市販されている甘口のものでもよい。なければ、以下の分量を合わせてたれをつくり、鶏肉を30分間つける。
【たれ】
・酒 大さじ3
・みりん 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1+1/2
・砂糖 大さじ1強
・水 小さじ2強
・にんにく(すりおろす) 小さじ1/2
このレシピをつくった人
菰田 欣也さん
調理師専門学校を経て、19歳から陳建一氏に師事し、現在は中華料理レストランオーナーシェフ。2004年の中国料理世界大会(中国・広州)、個人熱菜部門で日本人初の金賞を受賞。
プロならではのコツを押さえた、家庭でもつくりやすいレシピで、講習会やテレビ、雑誌などで幅広く活躍中。
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