ほうれんそうのフワフワ卵
フワフワに泡立てた卵白と卵黄のソースをほうれんそうにからめながらいただく一品。
写真: 今清水 隆宏
材料
(2人分)
- ・卵 2コ
- ・ほうれんそう 1/2ワ
- ・かに (缶詰/小) 1缶(50g)
- 【A】
- ・かにの缶汁 1缶分
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・酒 大さじ2
- ・塩
- ・サラダ油
つくり方
ほうれんそうは塩少々を入れた熱湯で色よくゆでて水にさらし、水けを絞って4cm長さに切る。
かには身と汁に分ける。汁もとっておく。
卵は卵黄と卵白に分けてそれぞれボウルに入れる。卵黄は溶きほぐし、卵白は泡立て器で五分(ぶ) 立てにする。
泡立て器ですくうと、ツノが一瞬立って、すぐにタラリと落ちるくらいの堅さに泡立てる。
フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、1のほうれんそうを入れて中火でサッといためる。【A】を加えていため、器に広げて盛る。
フライパンにサラダ油大さじ1を弱めの中火で熱し、2のかにの身を入れていためる。
5に3の卵白を加えて火を止め、サックリと混ぜ合わせて余熱で火を通す。4のほうれんそうの上に手早くのせ、3の卵黄をかける。
卵白の泡をつぶさないように、底から返すようにして大きく混ぜ、余熱で火を通す。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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