きょうの料理レシピ
湯葉ちりめんざんしょう
定番の常備菜、ちりめんざんしょうに湯葉を加えると、ひと味違うやさしい味になり、ご飯がすすみます。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/290 kcal
*全量
調理時間
/15分
材料
(つくりやすい分量)
- ・ちりめんじゃこ 70g
- ・平湯葉 (乾) 2~3枚(15g)
- ・実ざんしょう (下ごしらえしたもの) 小さじ2
- *「実ざんしょうの下ごしらえ」を参照。
- 【A】
- ・酒 大さじ2
- ・みりん 大さじ2
- ・うす口しょうゆ 小さじ1
下ごしらえ・準備
実ざんしょうの下ごしらえ
1 実ざんしょう100gは水で洗ってざるに上げ、軸をていねいに取り除いて実だけの状態にする。
2 鍋に湯を沸かして塩少々を入れ、1の実ざんしょうを入れてゆでる。フツフツと実がおどる程度の火加減で7~8分間ゆで、指の腹でつぶせるくらいになったら、ざるにとる。
3 冷水に浸し、そのまま約1時間さらしてアクをぬき、ざるに上げて水けをきる。
つくり方
1
湯葉は水に5~6分間浸して戻し、軽く水けをきる。3cm長さに切り、さらに5mm幅に切る。
! ポイント
湯葉は水につけておくだけ。戻しすぎないようにする。柔らかくなるくらいでよい。
2
鍋に実ざんしょう、【A】を入れて中火にかけ、軽く煮立てる。
! ポイント
香りとちりめんじゃこの白さを生かすため、煮汁はうすめにする。
3
ちりめんじゃこを加えて混ぜ、さらに1の湯葉を加えて全体をよく混ぜる。弱めの中火にして、煮汁がなくなるまでいり煮にする。
! ポイント
ちりめんじゃこを加えて少しなじませる、湯葉を加える。湯葉を入れるとまろやかな味に仕上がる。
きょうの料理レシピ
2009/05/25
京のおばんざいレシピ
このレシピをつくった人
杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
つくったコメント